日本経済新聞記事 IPO多彩に 野菜直売や婚礼、16年の業種は9年ぶりの多さ | 日米公認会計士・日米税理士・公認不正検査士・行政書士·国家公務員1種試験経済職合格者福留聡のブログ

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日本経済新聞記事 IPO多彩に 野菜直売や婚礼、16年の業種は9年ぶりの多さ の記事は下記通りです。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO13665270T00C17A3DTA000/

その中でも重要な文章は下記通りです。

IPOする業種が増え、ばくち的な要素が強いゲームやバイオが減り、かわって業績が比較的安定している企業の上場が増加、地方の企業の上場が増加したのは今後の株式市場を安定させ、継続的にIPOが増加しやすい環境になりいい変化ですね。もう2年~3年はIPOの数が安定しそうです。

 

2016年の新規株式公開(IPO)企業(83社)を事業内容でくくると18業種となり、業種数は07年以来9年ぶりの多さになった。

17年1~3月は10業種が上場し、年間ではさらに広がりそう。ゲームや医薬に偏っていたのが、野菜直売や婚礼サービス、中高年の人材派遣など多彩になってきた。

ーマン・ショック後のIPOは、ゲームやバイオ関連企業が上場企業数の増加をけん引した。スマートフォンの普及を追い風にコロプラやgumiなどが12~14年に上場。バイオ関連ではペプチドリームやメドレックスが13年に上場した。

 だが東京証券取引所が上場審査を厳しくすると、これらの業種は「収益の先行きが見通しにくく、上場が滞ってきた」(国内証券の公開引受担当者)。ゲームはヒット作の有無に業績が大きく左右され、バイオは赤字企業が多い。

 替わって業績が比較的安定している企業の上場が増えてきた。特に「地方企業は地元に強い基盤を持っている」(みずほ証券の山岸洋一・公開引受部長)といい、16年に上場した地方企業(本社が東京都以外)は全体の3割だ。

(記事貼り付け)

株式を新規上場する企業の裾野が広がっている。2016年の新規株式公開(IPO)企業(83社)を事業内容でくくると18業種となり、業種数は07年以来9年ぶりの多さになった。17年1~3月は10業種が上場し、年間ではさらに広がりそう。ゲームや医薬に偏っていたのが、野菜直売や婚礼サービス、中高年の人材派遣など多彩になってきた。

 16年は、全33業種の過半の18業種が上場した。砂型鋳造などによる部品生産を受託するJMCは、非鉄金属としては08年以来の上場だ。

 17年1~3月は28社が上場する予定。今後は音楽機器のズームや物流管理センターのファイズ、著名コピーライターの糸井重里氏が社長を務めるほぼ日など、変わり種のIPOが控えている。 リーマン・ショック後のIPOは、ゲームやバイオ関連企業が上場企業数の増加をけん引した。スマートフォンの普及を追い風にコロプラやgumiなどが12~14年に上場。バイオ関連ではペプチドリームやメドレックスが13年に上場した。

 だが東京証券取引所が上場審査を厳しくすると、これらの業種は「収益の先行きが見通しにくく、上場が滞ってきた」(国内証券の公開引受担当者)。ゲームはヒット作の有無に業績が大きく左右され、バイオは赤字企業が多い。

 替わって業績が比較的安定している企業の上場が増えてきた。特に「地方企業は地元に強い基盤を持っている」(みずほ証券の山岸洋一・公開引受部長)といい、16年に上場した地方企業(本社が東京都以外)は全体の3割だ。

「利ざやを稼げない地方金融機関が融資をためらい、上場で成長資金を得たい経営者は地方に多い」(東証の小沼泰之常務執行役員)。

 これらの企業の上場後の株価はおおむね順調だ。16年に上場した農業総合研究所は、提携先のスーパーで産直野菜の直売所を運営する。名古屋の個人投資家は「仕組みに独自性があり、業績拡大が期待できる」と評価しており、株価は初値の約4倍に値上がりした。

 IPOの業種の広がりは、個人の投資の選択肢を増やす。投資教育会社インベストラストの福永博之代表は「上場をきっかけに新たな成長分野が生まれれば、個人マネーに刺激になる」と話している。