なぜ見方・接し方を変えるだけでいいのか?

 

前々回の記事で

↓のようなお話をしました

こちらが見方を変えるだけで

短所だと思っていたところが

長所になり

それを認め肯定してあげることで

子どもは自分に自信を持てるように

なります

 

そうやって見方を変え接し方を変えることで

不思議なことにうまくできなかったことも

できるようになって行きます

 

詳しくはこちらをご覧ください↓

 

なぜこちらが見方・接し方を

変えるだけで

うまくできなかったことも

できるようになるのか

 

その原理

 

①脳の発達の好循環

②自己効力感の高まり

 

のうち今回は

②自己効力感の高まり

についてお話しします

 

①脳の発達の好循環

についてはこちらをご覧ください↓

 

 

  ②自己効力感の高まり

 

 「自己効力感」とは?

 

「自己肯定感」

 

は耳なじみがあるけど

 

「自己効力感」

 

は初めて聞いたという方も

いるかもしれません

 

「自己効力感」とは簡単に言うと

「自分ならできる!」

と思えることです

 

「自己肯定感」

「ぼく(私)、イケてる!」

と思えることなので

発達凸凹キッズの中には

 

自己肯定感は高いけど

自己効力感が低い

 

というお子さんが多くいます

 

自分の存在には

自信がある(あった)けど

うまくできないことが多くて

苦手意識が強くなっていき

自己効力感が下がる

という構図です

 

 自己効力感を上げるには?

 

発達凸凹キッズは

周りの子ができるのに

自分ができないことで傷付き

さらに大人から注意されることで

どんどん自己効力感が

下がっています

 

ということは逆に

自己効力感を上げるには

 

その子が好きなことや

得意なことに注目して

それを褒めてあげる

 

そうすることで

自己効力感を上げることが

できます

 

 自己効力感が上がるとどうなる?

 

自己効力感が上がるというのは

「自分ならできる!」

という自信を持つこと

です

 

そのような自信を持つことで

それまで避けていたような

苦手なことや

好きじゃないことも

やってみようという

気持ちが湧いてきます

 

好きなことばかりやっている

子どもに対してやるべきは

それを否定するのではなくて

まずはそのことを認めて

できていることを褒めてあげ

嫌いなことに挑戦する

勇気が湧くのを

待ってあげることです

 

 

  まとめ

 

①脳の発達の好循環

 子どもができることに注目して

 それをどんどんやらせてあげる

 脳のネットワークが伸び

 うまくできなかったこと

 できるようになって行く

 

②自己効力感の高まり

 「自分ならできる!」

 という自信を持つことで

 それまで避けていたような

 苦手なこと

 好きじゃないこと

 やってみようという

 気持ちが湧いてくる

 

以上、2回に渡って

見方・接し方を変えることで

うまくできなかったことが

できるようになることの

原理をお話ししました

 

脳科学的にも

理に適った方法ですので

ぜひともお子さんの目につく行動は

ポジティブな側面に注目して

肯定してあげてください