わたしは、22歳の冬に車の免許をとり、
就職氷河期のなか・・・市役所の臨時職員になりました。
市役所では、スーツとローヒールで・・・。パソコンを打ったり、お茶くみをしたり。
土日は、買ったばかりの中古車・・・ミラの洗車が趣味でした。

そんなある日、同じ部屋の女性の職員さんが、ツーリングの話をしていました。
すごく楽しそうで・・・。
でも、全くそんなことをしてそうにない風貌の二人でした。

「バイクにのるんですか?」
思わずきくと、
「うん、のるよ~。おもしろいよ~」
と、いろいろ教えてくれました。

その後、1冊バイク雑誌を買って、休憩時間はずっとながめてました。

ふと、その職員さんSさんに・・・。

「私でも免許取れるでしょうか?」
と、きくと…軽く
「とれるんじゃない?」
といわれ・・・。

身長146センチの私が、教習所の門を再度くぐったのでした。


ちなみに、市役所の先輩SさんとYさんは、NSR250とCBR250というバイクにのっていて、かなりの走りやだということをしたのは、しばらく経ってからでした。