昨日のアリコンとペイジさんとの
ここばなスピンオフ
Filmarks×映画ここだけの話
「アカデミー賞前夜祭」トークライブ
沢山の人と共有しながら
映画を語らうことが出来て
私はとーっても幸せ色に包まれながら
眠りに落ちましたわ。
アリコンは「1917」
藤井ペイジさんは「ジョーカー」
私は、、、「パラサイト」
この韓国映画が作品賞を取るんじゃ?
と予想した後
主演男優賞、主演女優、監督賞
助演も、注目作も語らいました。
最後に総括として話したことですが
個人としては
今年から外国語映画賞という名前から
国際長編映画賞と名前を変えた部門も踏まえ
アカデミー賞が、ハリウッドの映画賞ではなく
世界を牽引する映画賞になろうとしていると
踏んでおります。
去年の「ROMA」の作品賞、外国語映画賞という
ダブルノミネート同様
今回も「パラサイト/半地下の家族」が
同じ流れになっていていること。
ノミネート作品全体を見た時に感じたのは
女性が主人公の映画が年を増す毎に増え
今年は
女性が社会に影響を及ぼした実話
「スキャンダル」=セクハラ、パワハラ問題
「ハリエット」=黒人の奴隷制度問題、多くの奴隷を救った黒人女性
四姉妹の生き様を描いた文学「若草物語」を
また新たに映画化した
「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」
=男性社会だった昔の女性の社会進出の大変さ、
女性の幸せは結婚という固定概念への疑問
長編ドキュメンタリー部門の
「娘は戦場で生まれた」=女性監督、戦争反対
という社会問題の中での
男女平等を目指し、人種差別を無くし
白人至上主義や、格差社会への問題にも
目を向けているのが
ノミネートのバランスで見えてくるのです。
世界の映画賞のお手本になろうとしている
アメリカのアカデミー賞。
そこには
パフォーマンス臭いという
声も上がりそうだけれど
わたし個人としてはとても大事なことだと
思っています。
アカデミー会員の人数を増やす
平均年齢のバランス、女性
白人以外の審査員を入れる。
アカデミー賞のノミネート数を増やす
様々なジャンルの映画を紹介する。
人種差別を無くしたいとか
男女平等にしたいとか
口で言うのは簡単だけれど
まずは行動で示すことが大事で
男女バランスよく入り混じった審査員
主人公の性別の違いもバランスよくしたり
ノミネートされた人々の肌の色も言語も
多様であるように映画賞が
意識して変革を起こしていけば
自然と見ている側、
世界の人の意識は変わっていくから。
だから「パラサイト/半地下の家族」が
作品賞を取れば変革の証!
作品自体、俳優全員の演技、脚本、監督の演出、
オリジナリティ、美術、音楽
全てのクオリティもダントツなのだから。
と私は夢を信じて願っているのでした!
あ、私がインタビューを受けた
映画パーソナリティという仕事について
様々な映画の仕事を語りながら
半生を語った 映画予告編会社
バカザ・バッカ池ノ辺さんの連載対談
otocoto さんの記事
前後編でアップされました。
前編はこちら、アカデミー賞予想もしてますよ!