息子の通う公立小学校は
今日から夏休みです
２学期からは
新しい学校に通わせることにしました
２年生の２学期から始めた
息子の学校選び
親子とも納得の行く
学校がようやく見つかり
一年がかりの学校探しにも
終わりが見えてきました
通学のために
この夏は引っ越しをします
１年生のときは
「幼稚園の方が楽しかった」
という息子の言葉を
慣れない生活や環境に対する
単なる戸惑いだと思っていました
２年生になると
「どうして学校に行くの？」
という息子の疑問に対して
納得させてあげられる答えを
持っていない自分の方が
間違っているのではないかと思いました
そしてそこから
どんな学校だったら
楽しいと思うのか
いまの学校の
どんなところが不満なのか
息子の意見を聞いての
学校探しが始まったのです
息子はいまのところ
まだ不登校ではありません
お友達とも仲良くしています
だけど学校を
「まったく楽しくない場所」
だと捉えている
学校で過ごす時間は
息子にとって苦痛であり
学校に行っても
授業に参加しないことが
増えていきました
そんな苦痛を感じる場所に
毎日送り込むことが
いったいどれだけ息子にとって
「いいこと」なんだろう？
90年にもおよぶ人生の中で
ほんの15~16年しかない
子どもの期間に
「大人がやっていること」を
早くから覚えさせたり
「大人の考えていること」に
近づけさせたりするのが
果たして本当に重要なのか
子どもの心を壊してまで
いまこの時に
「やらせなければいけないこと」
なんてあるのだろうか
そんなことを一生懸命考えました
なにより息子には
「キラキラした宝物みたいな子ども時代」を
過ごさせてあげたい
それは息子を産む前から
考えていたことだったので
苦痛を感じる場所に
毎日長時間送り込むことは
自分の信念に反する...と思ったのです
その一方で息子に対して
「学校に行かなくていいよ」
というのも
何か違うような気がしていました
学校に通うことは
子どもたちみんなが持つ権利です
でも
権利に過ぎないのだから
学校には行っても行かなくてもいい
というのは
権利という言葉についての
捉え方を間違っているのではないかと
感じたのです
息子が持つ権利を
親だからといって
私が「捨てさせる」のは
違うんじゃないのかな、と
そんなことをいろいろ考えて
息子には「学校に行かせる」ことにし
それに伴って
息子が「行きたくなる学校」を
探すことにしたのでした
長くなるので明日に続きます
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