「本質」と「厳密性」と『擬制の終焉』、そしてトランプ | じゃんぼりーのブログ

「本質」と「厳密性」と『擬制の終焉』、そしてトランプ

「本質」と「厳密性」にたいする意識の比重によって、話がかみあわないことが良くあるように思います。私は「厳密性」を軽視する傾向があり、軌道修正を促されることがよくあります。「本質」にも「厳密性」にも極めて厳しい方にご指導いただける機会に恵まれた私は果報者です。

 

ところで、本質軽視もしくは本質から目を背ける傾向にあった日本の戦後体制は、さすがに世界の情勢に対してサイズがあわなくなり、いま、まさに『擬制の終焉』を迎えているように思います。

 

 

大手新聞や地上波TVが既にメインメディアではなくなった若者たちは、それらの欺瞞を見抜いているようです。そういう意味では、日本の未来は明るいのかもしれません。

 

いまも延々と続いている、日本という国に対するネガティブな気分醸成が行われようとも、日本人の生活のなかに染み付いた、人と人とのあいだにある「まごころ」は受け継がれ、しっかり育まれてきていることを実感できる場面も多くあるように思います。

 

「日本人らしさ」は、失われていません。

 

そして、日本人の強さは、ピンチのときにこそ発揮されるのではないかと思います。

 

トランプが何をするために日本やアジアを訪れるのかは、さすがに誰でもわかるけど、

これからは、我々日本人にとってますます苦しい時代が、しばらく続くのでしょうね。