雨の日に写経しました。
「度一切苦厄(どいっさいくやく)」という言葉があり「一切の苦厄を度したまう」と読み下します。
すべての苦しみやわざわいを観自在菩薩(観音様)が救ってくれるということらしいのです。
人は生きていく上で味わう苦しみが8つあり、それを認識すべきであると説かれてます。
1.生まれる苦しみ
2.年老いる苦しみ
3.病む苦しみ
4.死ぬ苦しみ
5.愛する者との別れの苦しみ
6.恨みや憎しみを持つ苦しみ
7.欲しいものが手に入らない苦しみ
8.生存そのものが苦しみ
8番目は、元も子もない。。。
暗い気持ちになりかけたけど、これってつまり肉体があるからこその苦しみで、確か人間ってあの世で魂だけふわふわしててもおもしろくないからこの世に肉体を持ってわざわざ生まれてきたんだったよね。
人が元気に生きていられる時間ってかなり少ない。
だから、やりたいことをやって、食べたいものを食べて、会いたい人に会わなければいけない。
遠慮したり、我慢したり、自分をごまかしている暇はない。
死ぬ前に後悔することがあるとしたら、それはやりたいことをやらなかったこと。