ポン=ヌフ橋の横、アールデコ様式の建築で、知られるパリの老舗百貨店、
LA SAMARITAINE=ラ・サンマリテーヌ。



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老朽化進み、安全の理由として、突然、2000年に閉店してしまってから、
十数年間もの歳月が流れてしまった。

閉店当初は、経営者側の思惑で、販売正社員の高齢化に対する
早期退職対策とも言われ、従業員のデモや抗議もニュースになった。




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このサンマリテーヌの突然の完全閉店で、職を失ってしまった、
まだ定年には早過ぎる従業員が、揃って、ボンマルシェやフランクフィスに
再就職していたこともあって、、、

彼らのサンマリテーヌ時代に、satominaも仕事で、カストマーサービスや
パーソナルショッピングの方々にお世話になっていたので、
今でも、ボンマルシェで遭うと、サンマリテーヌの思い出話に花が咲くのである。

そう、それだけ、外観も内装も美しいくシックな佇まいだった。
バイインクセンスも、 他のデパートのテイストと違って、良かったんだけど、、

今じゃ、どこも、同じ物が、溢れてる時代(涙)

  

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ルイヴィトングループのLVMHが買い取り、その後の改装プロジェクトは、
建築デザインと街の景観問題が複雑に絡み合い、裁判沙汰まで発展し、
そのまま、このサンマリテーヌが10年以上、放置されてしまった。  

そして、その前を通る度、ノスタルジーにかられて、心が、チクチクして、
悲しかった。

そして、昨年、秋から、ようやく、再建築スタート。

国の文化指定材にもなっている壁画やステンドグラスは、どうか、
どうか、お願い!そのまま、残して欲しい。

むき出しに工事現場が見えるフランス式、見せる文化は、工事の行方が
バッチリ見える。

だから、このとてつもなく麗しいパリのアールデコ建築物の行く末を案じてしまう。




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2018年には、LVMHプロデュースによって、このサンマリテーヌが、
ラグジェリーホテルに変身し、オープンする予定だと言う。

パリは、いくら、おパリだから、、と。
セレブ御用達の高級ホテルばかりの建築&改装ラッシュで、、


フォーションもホテル産業に進出が
決定したばかりだし。←こちら、また、ブログします!

そんなに、ホテルばかり作って、どうするの???



 
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このサンマリテーヌの改装後のビルディングの中に、
パリのHLM=公営住宅も入るとか??
まあ、きっと、コネや賄賂でしか入居できないでしょ?



レアールの一大開発プロジェクトには、麗しきパリとは、掛け離れていて、
個人的には、あまり興味が湧きません。


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明日もお楽しみに!



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http://www.satomina-paris.com

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