ここ数か月

乗り物に乗るために

よく走ってました あせる

 

 

 

何故に  (ㆆ_ㆆ)

こんなに走るのだろう…

と考えたら

 

 

 

普段はもっぱら車生活

 

 

 

そして

10代の頃は都会にいたので

時刻表をみる習慣がない

 

 

 

乗り遅れても

数分~10分ちょっと

すれば次がくる

 

 

 

走って乗ることなど

殆ど無かった…φ(* ̄0 ̄)

 

 

 

でも…

そんな私でも

一度だけ

 

 

 

忘れられない

ダッシュ事件

がありますゲッソリ

 

 

 

22歳ぐらいの時に行った初海外

バックパッカースタイルで

 

 

 

旅慣れた知り合いに

旅の極意と初心者の旅

の仕方を教わり

 

 

 

まずはタイへ行け びっくりマーク

 

 

 

という言葉通り

タイ行きのチケットを購入

 

 

 

当時はLCCなどなく

何処へ行くにも

タイを経由していく

旅行者が多かったそうな

 

 

 

全く英語が出来ない私は

最低限のフレーズを紙に書き

それを握りしめて出発

 

 

 

新しい世界へのワクワクと

知らない世界への不安とが

入り混じった

何とも複雑な感覚

 

 

 

当日は

友人に空港まで送ってもらい

余裕をもって

フライト2時間前に到着

 

 

 

高ぶる気持ちを

落ち着けながら

時間が来るまでお喋り

 

 

 

さーて

そろそろかな…と

向かうと

 

 

な…なんじゃこりゃ

凄い人の行列 ポーンポーン

 

 

 

国際線は初めてで

オロオロしていると

 

 

 

私の名前が

呼ばれているではないか

 

 

 

 滝汗滝汗滝汗滝汗

かなり焦って

名乗り出ると

 

 

 

こちらからどうぞー 急いでください

と急かされ… ε=ε=ε=┏(゜ロ゜;)┛

 

 

 

中に入ると案内の人が

こちらです! 走って下さい

と全力疾走で走っていく

 

 

 

必死でその人の後を

追いかけ走る私

背負ってる荷物が

これまた邪魔をする

 

 

 

なんや…これ…

 大丈夫か…

飛行機乗れるんか…

いや…

乗られへんとか

ないよな…

 

 

 

取り残される感覚…

自分だけ忘れられる感覚…

あの………

なんとも言えない

体がキューとなる

不安感 ゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

 

走りながら

私の頭の中は

パニック状態

 

 

 

でも…

とにかく必死に走る

すると…

 

 

 

前を走る案内人の

大きく振り上げた手と足が

 

 

 

スローモーションのように

ゆっくりになり

やがて止まり

頭をうなだれ

膝に手を付いた

 

 

 

その瞬間

飛行機…出たな…と

 

 

 

私の中で

何かが吹っ切れる感覚

 

 

 

 

そして

ドラマのワンシーンのような

 

 

 

全力で走って

全力で止まって

全力でうなだれる

 

 

 

案内人の

大げさなぐらい

分かりやすい動作に

 

 

 

何だか

心を奪われていました

 

 

 

今でも鮮明に

焼き付いています

 

 

 

私が追いつくと

飛行機…出ちゃいました…と

悔しそうな表情

 

 

 

私は荷物を預けていなかったので

飛行機は待ってくれず…

 

 

 

そうか……

 (ㆆ_ㆆ) ……

どうしよう……

 

 

 

張り切って

海外行って来るって

言いふらしてたのに

 

 

 

乗り遅れて

行かれへんかった…って

そんなオチ………

 

 

 

 とにかく

途方にくれていると

 

 

 

素敵な案内人さんが

何かを調べている

そして直ぐに

 

 

 

プラス1万円になってしまうのと

乗り換えが増えて

到着が夜中の0時過ぎ

それでも大丈夫であれば

御準備できますが‥と

 

 

 

ななな…なんと

(((φ(◎ロ◎;)φ)))

 

 

 

そんな事をしていただけるのか

やったーーー行ける 笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

ってか

この一瞬で

しかも

たったの1万円で…

 

  

 

もともとのチケットも

往復2万円だったし

初海外だから明るいうちに

着きたかったけど

 

 

 

そんな贅沢なことは言ってられない

 

 

 

完全に

行動が遅い私の不注意

なのに…

 

 

 

全力疾走して

一緒にがっかりして

ここまで対応してくれた

この方に

もうナミダが出そうな程

感謝でいっぱい 笑い泣き笑い泣き

 

 

 

そして

この記憶が強すぎて

どうやって乗り換えたのかとか

全く覚えてません……が

 

 

 

とにかく

異世界な感覚が

たまらなかった様に感じます

 

 

 

そして無事

タイに辿り着けた 照れ

 

 

 

現地の空港に着いたら

勧誘の人が凄いと聞いていた

 

 

 

確かにいっぱいいる

でも

誰一人私に声をかけてこない

 

 

何気に

ちょっと声をかけられて

断ってみたかった…

 

 

 

お金持ってるように

みえなかったのかな…

 〜( ̄▽ ̄〜)

 

 

 

夜中なので

路線バスはやめておき

空港バスで目的地へ

 

 

 

教えてもらった

ゲストハウスに無事到着

時間は夜中の1時過ぎ

眠らない町…カオサンは

賑やかでした

 

 

 

もちろん

予約などしていなかったけど

寝床確保に成功 照れ

 

 

 

よくよく思うと

空いてなかったら

どうしようと思っていたんだろう…

たどり着くことしか考えて無かった汗

 

 

 

ここから始まる旅生活は…ニヒヒウインク

またいつか書こうかな…

 

 

 

因みに

この乗り遅れたことで

 

 

 

日本では

私が数日間

行方不明になっていました

 

 

 

個人でとった航空券でしたが

旅行会社がツアー用に

おさえていたものらしく

埋まらなかった席を

格安で出していた様で

 

 

 

その旅行会社から

「飛行機に乗っていません」

と実家に連絡があり

 

 

 

母は (⊙x⊙;)

「えっ?乗ってるはずです」

と頭が真っ白

 

 

 

土日を挟んでいたので

詳細が調べられず

数日後に

違う便に乗ったことが判明し

安心したそう

 

 

 

当時は

海外に持っていける携帯もなく

旅中は誰とも連絡とれない…

 

 

 

しかも母には

ちょっとタイに行ってくる

と宿泊先も場所の詳細も

何も伝えておらず…

 

 

 

行先や宿泊先ぐらい聞いておいて下さい

と怒られたそうで o((>ω< ))o

この話を…私は1か月後に

帰国してから聞きました 爆  笑

 

 

 

周りの人達にも

2時間も前から空港おって

乗り遅れた人初めて聞いたわ

 

 

 

とだいぶネタにされました ニヤニヤ

忘れられない思い出です

 

 

 

 
 
 
 
 
 
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