親の気持ち、こどもの気持ち
こどもの為に、あれや、これやと塾へ通わせる親たち。
平日も休日もびっしり詰まった予定。
なんの為かもわからず、言われた通りのこどもたち。
「お母さんの為に受験をするわけじゃないんだ!」といった友人のお子さん。
決して他人事ではないと思った。
学習塾に通わせはじめたこの冬。宿題の多さに早くもついていけず、まずは慣れることからと思いながらも
ついつい声を大きくしてしまう私。
一体なんの為だろう?
そんな時に友人のススメで伺った
”こどものためにできること KODOMO EDU"
▼WEBサイト
http://kodomo-edu.com/2018/01/25/screening1/
▼当日レポート
http://kodomo-edu.com/2018/03/01/momevent-report/
AIと共存する未来では、子供達の半分以上は現在存在しない仕事につきます。
そんな未来に備えるため、私たち親はどんな選択を子供達のためにすれば良いのでしょうか?
正解のない子育てに悩む親は世界共通です。
ただ、ただ、愛する子供に幸せになってほしいだけ。
「子供の教育」「ママの働き方」同じ問題意識を持つ東京ママが集合し、
「子供の教育と自分の働き方を考える」映画鑑賞&座談会に参加させていただきました。
映画観賞会は
【映画「Most Likely to Succeed」 】
実際にオルタナティブ教育を行っているサンディエゴのHigh Tech Highが舞台。
2015年にアメリカで公開された教育ドキュメンタリー映画。タランティーノを始めとする世界の奇才を発掘した世界最大のインディペンデント映画祭、
サンダンス国際映画祭の2015年公式上映作品。
「人工知能 (AI) やロボットが生活に浸透していく21世紀の子ども達にとって必要な教育とはどのようなものか?」というテーマについて、
TEDトーク「学校は創造性を殺しているのか?」で著名なケン・ロビンソン卿、オンラインスクールの先駆け、
カーンアカデミーのサルマン・カーン氏、ハーバード・イノベーション・ラボ所属のトニー・ワグナー氏などの有識者や多くの学校取材を2年間積み重ねられ制作されました。
公開以来、3000以上の学校や図書館、公民館といった公共施設や、SXSW edu を含む教育カンファレンスなどで上映されている世界中が教育を考え直すきっかけとなった話題作です。
米国のカリフォルニア州にある High Tech High というチャータースクールが舞台。このSchoolに通う二人の高校1年生の成長を追いかける過程で、教科書通りの日本の教育方法と同様な受験偏重型教育と、プロジェクトベースで進み生きぬく力を身につける実践的な教育のバランスをどう考えるかがテーマ。この教育転換期の岐路に生きている私たち。子供のことを思えば思うほど、親であれば誰しもがぶち当たる答えのない問題。国は違えど似た状況も多く、教育を取り囲む様々な視点について考えさせられる作品です。
この映画で印象に残った言葉。
それは
【創造性のない仕事のすべては失われる。】
ということ。
何かが変わろうとしている現代に、
自分の存在に意味あると思うことのできる子に育ってほしい。
いい大学を卒業しても大学はもはや子供の将来を約束はしてくれない。
詰め込み型の教育からは学ぶことのできない、大切なこと。
日本の教育がだめだ、受験がよくないと言っているわけではありません。
大切なのは
『自分の子供を信じること。』
様々な情報が耳に入ってくる中、答えに正解がないことはわかっていても
あれもいい、これもいい、やっぱりそれはだめだ。と勝手に迷ってパンクしそうになっていた私に、ひとつの気づきを与えてくれました。
自分のこどもは、世界のだれよりも自分がわかっている自信はある。
だから、自分を信じ、
こどもを信じようと決めたとき、
スーと心が軽くなりました。
”こどものためにできること KODOMO EDU"
では、サマー・ウィンタースクールも開催してます。
▼以前の様子
http://kodomo-edu.com/2017/11/06/winterschool2017/
気になる方は今年の開催についても問い合わせてみてくださいね。
未就学児の頃と種類の違った子育ての悩みに日々追われている戸田ですが
親としてどうあるべきか、何をしてあげれるか、何を気づいてもらえるか
深く考えることは山のようですが、愛する我が子のため、
私自身もゆっくりと成長していきたいと思います。
中学校に上がったら、親より友達になるだろうし、
あと4年と思うと寂しいですが、だからこそ、
4月からの新学期は新たな気持ちで、
子育てを楽しんでいこうと思います。
皆さん、一緒に子育て楽しみましょうね!