個展も終わり、酒器展の発送も終わりほっと一息ついております。
皆さま、ありがとうございました。
今回の個展では、美術雑誌の編集長、美術評論家の方のお話ができ、アートマーケットの現場などなど目ん玉ぐりぐりしながら聞き入りましたわ。(笑)
それに、お世話になっている陶芸の先生からは、「作家ものの茶碗」の位置付けなど教えていただいたりして、目からウロコ。(笑)
63歳になっても、いろんな経験をさせてもらえて、ありがたいことだなあと思います。神様に感謝。
昨日は市の陶芸サークルの日。
久しぶり皆さんのお顔が見られて嬉しかったな。
前回の課題の布目、イッチンたちの釉がけのタイミングでした。釉薬の種類が少ないので、釉薬をかけ分けてもらったり、二重がけや浜田庄司風にしてもらったりして、変化をつけてもらいます。
教えていて思うこと。みなさん「クリエイティブ」な精神にあふれていて、子供心満載です。
つくっているとき、目がキラキラなんですよ。
ですけれども、そのキラキラの出し方がわからない。
大人は生きてきた歴史がありますからね。
えてして横並びものに落ち着こうとしますが、趣味なのですから、後顧の憂いなく自由なことができるのに、それはもったいない。
売れなくてもいいし、選外になることもありません。(笑)
縛られず何かに一生懸命になることはとても楽しいことです。
教えるというのは、こんな扉もあるよ、こっちの扉はここにつながっているよと紹介してあげることかなと近ごろ思う次第です。
扉をあけて入っていくために、「技術や技法」を紹介して引き出しを増やすお手伝いをしているのかな。
さてさて、教えはあるけれども、ちょっと制作はお休みします。頭も体もゆるめるよ。
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