私、2003年に陶芸を始めたのですが、それから2年後、2005年に夫も陶芸をスタートしました。私のほうが先輩よっ!(だから?って話だけど)
祖父が萩焼作家だったにもかかかわらず、彼の人生に焼き物がリアルにかかわってくるのは、大分時がかかったようです、はい。
初作品がこれよ。ぶきかわいい💕
夫の古い友人に逆柱いみりさんという漫画家・イラストレーターさんがいます。
こんな絵を描きます。これもぶきかわいい💕
陶房 蔵良所蔵です。
所蔵は五、六枚ですが、私はこれが一番好き。
興味のある方は、逆柱いみりでググってくださいませ。
夫は彼の大フアンでもあります。
この子は、いみりさんの漫画に出てくるキャラクターです。30年ほど前に、いみりさんが紙粘土でつくったものを夫がもらっています。
その陶芸粘土版を夫がつくりました。
で、次につくったのが、これです。
これ、電動ロクロで引いています。
そのころ我が家はちょうどリフォームをしていたので、「玄関に置く水鉢をつくってね」と、私、夫に命令、いや、申し伝えました。
知らないということはおそろしい。
私、このサイズのものを初めての人が普通に引けると思っていたようです。
というか、いつものごとく何も考えてなかったね。(そのころ、私、ロクロやっていて、苦労してたはずなのにね)
夫、よくつくったよね。
先生もよくつくらせてくれたと思う。
今の私なら、初心者にこれをつくりたいと言われたら、「このサイズは難しいから、もうちょっと練習してからのほうがよいですよ」と言います。
無謀なことにチャレンジできる強さは、「できない」と思わないことだけど、それは「知らない」ということでもあるんだわね。
何はともあれ限りある人生、できようができなかろうが、やったほうがいい。
この水鉢、中に排水の穴があいて、金具もついていて水が抜けるようになっています。収縮の計算もしたし、もう一つ、予備の鉢もつくっている。人ごとながら、大分大変だわね。
私はきょうもせっせと塗りました。
オーダーの「王家の灰皿」
これは一発勝負。
器のオーダーだと、大抵、失敗したときのために余分につくりますが、こんなものは何個もつくれない。いや、つくる気にならない。オブジェはいつも一発勝負。とりあえず、今のところセーフ。

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