きょうはここまで
大分全容が見えてきました。
あと2日ぐらいかな。
午前中はジムの退会手続きのために久々に電車に乗りました。
すいてた。
2週間前とは大違い。
特に体を鍛えるためではなく、週一、二回のバレエ(バレーボールではありません)と、毎日、大っきいお風呂に入るために入会してたの。
そう、お風呂会員というやつね。
ジムに入ると、門番のように人がいて、熱をはかって、手を消毒させることになっていた。
こんな状況でもジムで走っている人っているんですね。
毎日の制作を終えて、大きなお風呂に入って、夕ご飯の買い物してというのが日課だったのですが、変化はある日突然やって来る。
帰りにルミネに寄ったけど、クローズしているお店がちらほらあって、7月オープンと書いてありました。
そのぐらいには何とかなると見ているのね。
ついに緊急事態宣言が出ましたね。
8日からの日本橋三越での東日本伝統工芸展も、展示中止となりました。残念ですが、致し方ありません。
無念・・・
とりあえず家から出るなということなので、娯楽はテレビを見ることに。
その中の一つ。
「レ・ミゼラブル」を何度か見たけど、どうも最後まで見られない。
こ、怖い・・・
昔、小説は読んだけど、こんなに怖かったっけか?
頭があまりよくないであろうと推察されるファンテーヌ(さすがフランス、お菓子みたいな名前ね)ちゃん、いろいろあって宿屋のあこぎな夫婦に子供をあずけてある。で、仕事はクビになったのに、もっとお金を送らないといけないことになるのね。
とりあえず身を売るのはやめて、髪の毛を売る、そして、前歯まで売る。
もちろん麻酔なし、引っこ抜く。
引っこ抜くとき、押さえているおばあさんが、また歯がない。きっと昔、引っこ抜いて売ったのだろうという思わせぶりな演出。
この辺でもう、大分げっそり。
ファンテーヌちゃん、それでも足りず、結局、身を売ることに。
代書屋のおじさんに、「お嬢ちゃん、順番が逆だよ。身を売るなら、黒い髪と白い歯が必要だったのに」と。
こ、怖い〜
まさにおっしゃるとおり。
優先順位間違えるのって、危険だわ。
で、身を売るんだけど、幽霊みたいなので、立派な市民のおじさんに悪態つかれて、悔しさのあまり反撃したら捕まることに。
この時代、弱い者はに権利なんかないのね。
そのとき、ジャン・バルジャンが助けて、教会の病院に入院するんだけど、シスターからも見下されながら死んでいく。
まさに、「ああ無情」。
もう、この辺で見ていられない。
次回に見たときは、あこぎな夫婦の宿屋で子供がこき使われている。おばさんに追いかけ回されてムチで打たれるのよ。
今で言う虐待ね。
だけど、もっと怖いのは、宿屋でご飯を食べてる周りの人たち、それを見て楽しそうにやんやとはやし立てて盛り上がっている。
こわい・・・
だれも、かわいそうなんて思わない、これが当たり前の時代。庇護してくれる大人がいない子供は悲惨だわ。
で、ジャン・バルジャンが助けてあげるんだけど、その子に買ってあげたお人形が、人毛でつくったお人形、しかもそれはフォンティーヌちゃんが売った髪の毛。
もう、無理、怖い・・・
私の大好きな「バイオハザード」より怖い。
芸術って、怖い。
こわい娯楽は、怖くない。
この時代のフランスの小説「居酒屋」「ナナ」「モンテクリスト伯」、この「レ・ミゼラブル」大変おもしろく読んだ記憶があるけど、やっぱり映像で見ると強すぎる😅
もっと楽しいドラマやってほしいわ。

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