何とか終わりました。

これが無事焼き上がるかどうか・・・ 

先は長い。





ビニールをかけて、横目で見ながらそっとしておいて、ときどきビニールをひっくり返してあげます。ヒビが入っていませんようにとビクビクしながらね。





大分かわいてきたら、ビニールから出して、突起だけかわいちゃうぞ予防のために、ラップをかけておきます。


はあ〜 とりあえず1OFF。その後は二、三日かけて、化粧とタタラの板をつくっておきます。


1作目を踏み台に2作目に。

1作目の7号目あたりから、2作目のイメージが浮かんできています。


つくっても納得できないから、次をつくるのだ。


FacebookInstagramで、制作途中の展覧会用の作品を目にします。

今、みなさんもせっせとつくっているのだなあと思うと、元気づけられます。


伝統工芸の先生が、我々は職業として作品をつくっているけど、オブジェの人はどういう気持ちで作品を制作しているのだろうとおっしゃっていました。


私は、つくっているほうが生きるのが楽だから。(笑)


陶芸は表現するツールとして選びましたが、別に絵でも、鉄でも、調光でも、文章でも、ダンスでも、歌でも何でもよいです。


今更、私がダンスで表現しても、家人、友人、知人が困ると思うので、やめておきます。


幸いなことに、たまたま陶芸をやったら、」陶芸には表現の道もあるのだ」ということがわかって、すっりはまった次第です。





ちなみに私、クラシックバレエを22年やっています。(いつまでたっても盆踊り〜)


最初は、「うまくなりたい」という思いで必死になってお稽古をしていました。

3年目ぐらいにふと、「あ、これはどうにもならないのか。どこへも行けないのね」と妙に納得。

それからは楽しくお稽古しています。


クラシックバレエは、決まりごとがたくさんあります。


歴史の中で時間をかけてつくり上げられた完成度の高い踊りは、ほんとうに美しいです。


たとえ下手くそな踊りでも、ルールがあるので、観ているほうは何をやっているかはわかります。とりあえず伝わる。


反して、コンテンポラリーダンスは、下手くそだと「何のこっちゃ?」となります。何も伝わらない。

そのかわり、完成度の高い踊りは、心にビンビン響いてきます。


陶芸も同じ目線でとらえられます。


伝統工芸はクラシックバレエ。完成された作品は美そのものです。

例え完成度が低くても、鉢ねとか、皿ねとか、こうしたかったけど、だめだったのねとか、まあ、わかります。


オブジェは、コンテンポラリーダンス。

完成度が低いと、「何、これ・・・」(シーン)てなもので、何も伝わらない。


「何じゃこりゃ〜っ!!」となると大成功。


私、「シーン」の危険をおかして、日々制作しています。



昔は鉢とかつくっていました。

どこからおかしくなったんだろう?



あ、チャイムが鳴った。

ただいま届きました、私の人参❣️
















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