できればずっと引きこもっていたいと思うぐらいなのに、食べ物がない。
月曜に買い物に行ったのに、きょうで野菜はすっからかん。
明日は行かにゃ〜ならないなあ。
唐突ですが、富士山の話。
1月に日本平ホテルに行きました。
富士山が売りのホテル。
世の中の人は、たいてい富士山が好きです。
みなさん、「今回は新幹線からばっちり見えた」とか、「家は高層マンションだから見えるのよ」とか、あげくのはてに、「登った」とか、私は、何のこっちゃいと思ってた。
だって、うちから見える富士山、ショボイんです。
だから、日本平ホテルに行ったのも富士山どうのよりも、ラグジュアリーなホテルでのんびりしたかったから。
ホテルに着いた途端、ラウンジから見えました、富士山。
価値観が180度変わりました。
デカイ、すごい、圧巻。
これじゃあ、みんな絵に描きたくなるわよね。
富嶽三十六景、横山大観、片岡球子、はたまた銭湯の壁まで。
この話を、友人のおじさん(変な人)にしたら、「あんたね、ああいう作品つくってんのに、今ごろ何言ってんの? アーティストは、そういう感動を作品にしているんだよ。ああ、あんたは、内から出るものをつくるタイプか」と。
はあ〜 そういうものかと感心することしきり。
そうね、あんまり景色には感動しないわね。
桜も、今まで一番感動したのが、夢で見た桜。あまりの美しさに、ここは天国かと思ったわ。
天国といえば、小山田二郎という絵描きさん、私は彼の描く世界が好きで、ある絵を見て「死んだらこんなところに行きたい」と言ったら、そのとき一緒にいた人が、「死んでまでこんなところにいたくないわっ!」と吐き捨てるように言ってたっけな。
話を戻して、風景となると、伊香保の露天風呂に入ったとき、見上げた青い空と、周りの草木の緑に感動して絵に描いたら、だだ陳腐なだけだった。
この感動はあらわせないのかと、悲しい思いをしたことがあったなあ。(笑)
そんなこんなで、表現は内からということで本人の中で無意識に折り合いがついたらしい。
今は、ただただ下を向いてチクチクつくっているので、この引きこもり状態でも困ることはなさそう。
何とかここまで。明日は尻尾よ。
ただね、動かないから、体重が・・・
おととい、すごく太って焦っている夢を見た😭

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