本日、党本部で「奄美振興特別委員会」が行われた
冒頭、委員長の挨拶の後、総務省、文科省、厚労省、農水省、経産省、環境省、防衛省より各官庁の事業と要求予算額について報告があった。

 

防衛省からは、薩南諸島は陸上自衛隊配備の空白地域で、初動を担任する警備部隊等の新編を行い、体勢を強化することが必要であることから、平成25年から配備候補地選定の現地調査が実施されるなど、これまでの取り組みについて説明があった。また、平成30年度末に奄美駐屯地(仮称)及び瀬戸内分屯地(仮称)を新設し、警備隊と地対空ミサイル部隊及び地対艦ミサイル部隊を配置する計画についても説明があった。

 

航空警戒監視に必要な通信基盤整備も進める予算も要求されており、南西方面の防衛力が着々と整備されつつある。島嶼防衛の取り組みについては、引き続き、重大な関心をもって注視していきたい。