「子ども環境の未来をつくる」会社、敦賀市内のジャクエツさんの工場と最先端の保育園を視察させていただきました。

もともとは越前和紙を使った幼稚園・保育園の教材を作っていた会社ですが、そこから発展して、子どもの成長期に必要な運動機能の研究に基づく遊具の企画開発、製造も。

系列の幼稚園・保育園で遊具の運動機能効果を検証して商品化。

最近では、社内に建築事務所を設立して、保育施設のあり方を考えた園舎、ランドスケープの設計にも力を入れています。全国で390カ所の実績があります。

「子ども環境の未来をつくる」保育園として、親御さんに選ばれるため経営理念は、1.子どもを預けたい生活、すなわち保育の質。2.環境、すなわち食育とトイレ、とのこと。

食育は、給食室をスケルトンにして、調理をしている現場を子どもたちが間近にみて学ぶことができるようにしています。

これらの理念を施設設計に反映させて、教材と遊具とのシナジー効果による質の向上の好循環をつくっていくのです。

最先端の保育施設ですので、他の保育園で全てを真似することはできそうにありませんが、良いところ、できそうなところは、子どもたちの健やかな成長のための参考になるのではないかと思います。