３月４日は、春日井駐屯地創立記念行事に参加いたしました。春日井駐屯地は主に第１０師団隷下の第１０後方支援連隊、第１０施設大隊、第１０偵察隊が主力部隊として駐屯しています。
式辞を述べられる鈴木駐屯地司令、即応と地域との連携を要望されました。式辞に聞き入る隊員、微動だにしません。
春日井駐屯部隊は先の東日本大震災では、宮城県南部の２市２町（名取市、岩沼市、亘理町、山元町）で人命捜索・救助、生活支援等にあたって頂きました。そして三重県での台風１２号災害派遣、愛知県・春日井市等での台風１５号災害派遣と休む間もないような災害派遣の連続、そしてその合間を縫っての訓練や訓練検閲受閲、多忙な一年でした。祝辞では感謝と決意を申しあげさせて頂きました。
観閲後進は車両後進、気迫が伝わってきます。訓練展示の間にご当地春日井のゆるきゃら、春日井市は「サボテン」が有名です。それをイメージしたキャラクターがジープに乗って登場、会場が盛り上がります。
訓練展示は災害派遣のシナリオです。偵察に始まり、車からの人命救助、道路の啓開や破損家屋の撤去等迫真のものでした。最後は被災地からの小学生の手紙の朗読、感謝の気持ちがひしひしと伝わります。涙が滲みました。
続いては祝賀会食、鏡割りにも参加させて頂きました。
乾杯の後は皆で歓談、各テーブルを回りました。記念撮影も。盛り上がりました！会場準備をされた業務隊の補給科を中心とした隊員の方々、ありがとうございました。
すべてにわたり、思いが籠もった記念行事と祝賀会食でした。ご盛会おめでとうございました。