元祖1式の思考停止を8月から始め、だいたい1か月経ったので、その振り返りです。

 

 元祖1式の詳細は他にゆずるとして、大雑把に言えば、一日中常に思考を停止するということです。停止の仕方は、元祖1さんは主にアファメーションで、思考停止以外のことについては考えない、逆に言えば、アファメーションの思考でもって他の思考を全て阻止する、ということをされています。

 

 私はアファメーションが長く続けられないため、それだけでなく、何かする際の行為そのものに集中してみたり、「静寂」(エックハルト・トールでいうところの"Stillness")を感じてみたりして思考を停止していました。最近はそれらに加えて、思考が湧いてきたらそれに気づいて自分を引き戻すような、ヴィパッサナー瞑想のようなこともしています。

 

 成果といえば劇的なものはなく、良い(と思う)こともあれば悪い(と思う)こともあり、普通の生活です。もっとも、思考停止そのものが快く、静寂にあることの気持ちよさが以前よりはわかってきました。自己観察もできるようになってきました。

 

 1か月経って思うのは、実践が重要だということです。悟りや潜在意識関係を学び始めたのは去年からですが、1年ぐらいは思考で理解しようとし、色々な概念を思考で比較したり整合性をとろうとしたりして、たまにわかったような気になる、ということをしていました。思考停止も試みてはいましたが、結局思考の世界に戻ってしまったので、1か月続いたのはそれ自体成果だと思っています。

 

 依然として記憶からの刺激や未来への不安など様々な思考が湧いてきますが、実践を続けていき、その振り返りをまた記事にしようと思います。

以上