~久しぶりに~

今日の議会一般質問が終わっての夕方、ある用事があって市長室を訪ねた。

立ち話ではあったが、久しぶりに佐藤市長と議会の場以外でまともに言葉を交わした。

4年前の当選以来、市長とは議会以外ではほとんど会話をすることはなかった。

決して相反するスタンスだからというわけではなかった。

市長と議員の関係においての、それが私なりの流儀と思っていた。

少なくとも私にはそうした意図があった。


~意図せずに~

振り返ると、必要以上に距離を取り過ぎていたかもしれない。

今とは違った関わり方もあっただろう。

今とは違った鹿沼市の政治的光景を展開させることも可能だった。

しかしどのみちこうなる運命だった。

お互いに、思いのほか自分の信念を曲げることのできない人間だからだ。


~相互に~

今ではお互いにすっかり敵同士だ。

お互いの信じる道を阻む敵同士だ。

見えるところでは苛烈に鉄鎚を叩き付け、

見えないところでは非情に毒刃を突き刺す。

お互いを葬り去らなければ、其々の信じる理想が実現しないのだから。


~其々に~

ユーモア精神を大切にする人間だ。

違いはその扱い方だ。

一方は温かく柔らかなものであろうとして、魅力が人を惹きつける反面、手応えに欠ける。

方や鋭く強いものであるがゆえに、本質を撃ちぬくと同時に、自らも返り血を浴びる。


~最後に~

依然として佐藤信氏の人間的魅力に好意を感じ、それが最大の脅威でもある。

今週金曜日、午後二人目が私の一般質問の順番だ。

一般質問の最後の日の最後の順番。

奇しくも、多くの方の人生の最期の日になってしまった5年前のあの時刻と重なる頃だ。

その時刻には質問も中断され黙とうを捧げる予定だ。

その時にはきっと、

亡き人たちの冥福を祈りながらも、

相対する機会がこれで最後になることを胸に誓うのだろう。