氷ノ山氷ノ山 3月16日 未だ彼岸前というのに、まるで5月の陽気 一週間前は真冬の寒さだったというのに 私たちのとったルートは、先週の降雪のあと上った人がなかったようだ それでも、頂上尾根まで上がると鳥取側から多くの登山者が上がってきていた すっかり上がった気温に樹氷がすっかり溶け出し、氷の塊がドサドサ、バサバサとひっきりなしに落ちていた 雪の白、空の青、そしてこの季節に珍しい暖かさ いい山登りだった
紀州街道堺市内には紀伊半島と都を結ぶ大きな街道が五つ 熊野三山に続く熊野街道 高野山へ続く東高野街道・西高野街道と天野街道、 参勤交代の大名行列が江戸との往来利用したとされる紀州街道 自宅から最も近いところを通る紀州街道を南へ 石津神社 この地で南北朝の戦い云々・・と南朝総大将の最期が顕彰されている 盛りを超えた河津桜 つぼみの先がやや赤みを帯びてきた江戸彼岸 枝いっぱいに広がる花は万作 生まれた大陸にまもなく帰るヒドリガモ 同じくキンクロハジロ 彼方には大和葛城山と金剛山
来たきた氷の花から三日目の朝 日増しに早まる日の出 4~5日前ほのかにうす緑だったものが 今日は柔らかい黄緑の芽を出した甘草 すっかり開いた河津さくら 江戸彼岸の芽も少し膨らんできた 春の陽ざしに羽を広げる鵜たち 透き通る陽ざしの運河に浮かぶ鴨 きたね~ はるが
八ヶ岳連峰建国記念日に絡めた連休 入山二日目 白みかけたテントの外は小雪がけぶる 寒暖計はマイナス15℃ いつしか小雪もやみ青空が広がる中山峠から天狗岳を目指す 7時半 秩父方面から差すお日様に輝くダイヤモンドダストその様は まるで空間に薄く細かなラメを散らしたごとくに 絵にかいたように美しい霧氷 空の青に山の白が吸い込まれそう 天狗岳 東天狗岳 彼方には八ヶ岳連峰最北の蓼科山 右には雲の間から浅間山、左には穂高の山々、乗鞍から御岳山も 東天狗をいったん降り西天狗岳へ 硫黄岳、横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳、彼方には南アルプス 北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳
大峯の山やま南朝ゆかりと土地のあちこちに記される吉野地区 それより更に南となる洞川、観音峯、ここにも南朝ゆかりとされる遺構がそこかしこに 昨夜降った雪に踏み跡をつけて きもちのよい山歩き 樹氷、そして高度が上がるにつけ霧氷も 晴れた青空に霧氷が輝き、幻想的なまでに雲海に浮かぶ峯 こんな日の山歩きは楽しい