大切にしたいのは品性と品格と愛 | 麻里子の宝塚なひとりごと

麻里子の宝塚なひとりごと

宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
よろしくお付き合いくださると嬉しいです。

今日は一日中雨でしたね。

5月の終わりが近いですが、蒸し蒸しします。

明日は雪組公演の当落日。当たる気がしないです。



柚香光さんが、宝塚歌劇団を退団されました。






スカイステージで、さよならショーの「はいからさんが通る」の伊集院忍少尉の扮装の柚香さんを観るだけで、胸がキュンキュンして切なくなり、泣きそうになりました。

少女フレンドに連載された「はいからさんが通る」のリアルタイム読者でもあった私は、毎週楽しみにわくわくと、物語の展開に心を奪われていました。


かっこよくて男らしい、魅惑的なキャラクターがたくさん登場する中で、主役の花村紅緒ちゃんは、生き生きと活動的で、自分に正直、可愛くて大好きなキャラクターでした。


その後南野陽子さんと阿部寛さんの主演で映画にもなりました。


宝塚歌劇団での上演が決まり、舞台で観て、あまりにも私がイメージした少尉に瓜二つの柚香さんの少尉、本当に夢を見ているようで、最高でした。

紅緒さんには、新人の華優希ちゃんが抜擢されていましたが、こちらもまさにイメージ通りで素晴らしかったです❤️


私が観た日は、たまたま紅緒さんが竹刀で少尉に向かう場面で、タイミングがズレてしまいました。

すると、少尉役の柚香さんが、クスクス笑いながら、「もう一度、やりますか」

華ちゃん、すかさず、「はいっ」

そして、場面の再現❤️


そのやりとりが、自然でまるで、紅緒さんと少尉の会話その物で、見惚れました😍

この、クスクス笑うって言うのがまさに、少尉の癖なんです。このアクシデントで、柚香さん、すごい、役になりきっていますねー!


星風まどかさんとの華やかなコンビ時代も大好きですが、この可憐な華ちゃんとのコンビ時代の柚香さんも、大らかな包容力に溢れた男役で素敵でした💓


コンビが交代した事で、より柚香さんの魅力の深さを感じられて幸せでした😆


最後のご挨拶、心に染み入りました。

自分の事が好きではなかったって素直に言葉に出され、そして、努力して花開かれたそのお姿が素敵です。


そして、華やかなスターオーラや舞台人としての実力だけでなく、この品性と品格、これこそが、宝塚のトップスターとして、1番大切な物だと思います。