フランスが似あう大野くん(追加あり) | 鬼姑のケセラ・セラな毎日

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If you wanna see a Rainbow, you have to stand a little Rain


今日は歌の練習でした
地元の団では今、フォーレを練習しています


このフォーレ作品はとてもメロディがきれいなんです
そのくせ不協和音もたくさんあって
それは時として不気味でさえあるんです



えっこれであってるの?

(?_?)


と確かめたくなる





でもね
嵌るんですよね



もう手が付けられなくなるほど
はまる


そう

hung up onです





そのくせ、最高のエクスタシーを感じさえてくれるようなメロディ



特に
レクイエムのアニュス・ディなんか
最高


テナーが決まれば叫びたくなるくらい素敵です







以前ドビュッシーと大野くんの世界がかぶると書かせていただきました

月の光とか

夢とか



フォーレのシチリアーナなんか大野ワールドです





大野くんはフランスお似合いなんですね
彼は自分はNYがあっていると言ってますが
私はフランス、それも
プロヴァンス地方って感じがします

 いやパリも合うかな
な~んかいまふっとモンマルトルの丘が浮かんできました
この丘で絵を描く大野くん


すてき♥


ヨーロッパってある意味不気味な感じがします
それは京都の不気味さと似ているかも



大野くんの絵もちょっとわからないところもあって
顔が異様に大きくて、不気味な感じがする




同じラテン系でも
イタリアはストレートにくる感じがしますが
フランスはちょっと違う感じ


一筋縄ではいかない

外見と素では全く違っていたり

本音は決して言わない

危機(鬼気)迫ると絶対にフランス語以外では話さない…





まさに大野くんではないですか





私はこの怪しげで
何を考えてるのかわからない緊張感がたまりません


Hung up onであります



大野くんもドビュッシーもフォーレも
一度はまったら抜け出せない




だって何を考えているのか
わからないのだもの



男っぽいから強く凛々しいのかと思ったら
違うんです




いつも自分をベールに包みこんで
ふわ~~とくる風にそのベールが動かされるまで
自分ではあけることは
ない





絵で言うと、マネ、モネもそう
ルノワールもそう

見たまんま描かない
印象派


それでいて、まるで本当の蓮の花だったり、女性だったりする



それは同じラテン系のスペインの奇抜さとも違う



あくまでソフトに迫ってくる





手が届きそうなの


ピアノを弾いていても
歌を歌っていても

フォーレやドビュッシーって弾けそうなんです
歌えそうなの



でも、歌えない
弾けない




それは大野くんという人に
手が届きそうなのに絶対に触れることができない
これと同じ






フランスと大野くんの似ているところは

誘っておきながらおいてけぼりにされるところ




じゃあ、好きになるのをやめればいい


でもね

抜けることができない





そんな魅力です



若冲さんもそういうところがある




手を伸ばせば届きそう


なのに


絶対にこの手が届くことがない
触れることもない



すぐそこにいるのに…






それがフランス作品と大野くん