3度結婚する江
一度めは、逢ったこともない男
これがいい男で
ビジュアルも性格も申し分ない
でも、秀吉に勝手に離縁させられました
それでもって、この男もそれに従った
そう言う意味では、頼りない
秀吉が何と言おうと
きみとは離れたくない
と言うべきだよなぁ…
二度目は、ちょくちょくあったことのあるちょっと気になっている男
でもいや~な秀吉の甥
しかしながら、この男は言うなれば、ロールキャベツの男
優しいまなざしで見守ってくれ、
でも自分の気持ちはガチンコでぶつけて攻めてくる
この男のプロポーズの言葉は
「自分がおじに(あなたと結婚したいと)頼んだ」
そして、初夜のことばは
「僕の思っていたことに間違いはない。
きみとはおもしろい人生を送れそう」
ポジティブなことばが並びます
なかなか男前であります
秀吉の甥ということを省けば…
しかし、この男とも死別することになります
朝鮮征伐で…
秀吉のために戦って死んだ
いい男は散り際も儚げ
三度目は…
徳川秀忠
幼い時から自分は可愛がられていないというトラウマを持っていて、
素直ではない男
江と初めて会ったときも、悪態をつく
次にあった時も…
予期せぬばったりではありますが
きみとここで出会うなんて( ̄へ  ̄ 凸
そして、別れ際には
もうきみとは会うことはないでしょう(  ̄っ ̄)
な~んて悪態をつく
しかし、心はそうではないことは、ばればれ( ´艸`)
こういう男いますよね
素直ではない
でもね、女はこの生意気なところが妙に気になっちゃうんです
これこそが、恋の始まりです
癪に障るんですが
残念なのですが…
この秀忠はプロポーズのときも
きみと結婚するとは思わなかった(-""-;)
と言っちゃうような男
むか~っとくるヾ(▼ヘ▼;)
私だって
普通はそう思います
でも、この不快感こそ愉快になるのですから
人間とは不思議なものです
しかしこの3つの出会いと結婚
私が一番好きなのは、3つ目
こういう男に立ち向かうために女は強くなっていくのです
だって、優しくしてくれないから、自分で強くなるしかない
優しくしてもらいたい(ノ_-。)
こうして悶々と日々暮らしていくのですww
しかし、この不快さもまた愉快になっていく…
こうして強くなった女はしっかりと家を守って行くのです
可愛げのない江ですが、なぜか男に愛される
男ばかりじゃ、周りに愛される
それは
江のひたむきさが伝わるから
3度も結婚した江は、たくさんの子宝に恵まれて、
実は夫たちに愛されて
やがて
徳川の時代の基礎を作ります
大奥
男に養われてばかりではない
女も強くたくましく生きて行く時代
しかし、そんな強さの裏に時々見せる寂しさ
これこそが、本当の女らしさなのかもしれませんね