夏季パラリンピック、パラトライアスロンを終えて、
改めて世界との差は大きいとを感じています。


苦手なスイムの遅れを最少減に抑えるためにスイム強化を図って
きたつもりだったが、トップの9分台のオーバーペースで途中から
ついていく事ができず潰れた形となり、バイク、ランともに
後から追いかける立場で苦しい状態が続き余力は残らなかった。


今大会に限ってはPT4のベストメンバーが初めて出揃い頂上対決。
スタート直後から各種目が全体的に今までにないスピードレースとなった。
波があっても750m㍍を9分台でスイムアップ、バイクは20㎞を遅くとも
30分以内で終えなければならない、そしてランでも5km16分台と超高速化が進む。


そして何よりシーズンを通して世界ランキング上位をキープし続けることの
難しさに加えてパラリンピックイヤーには出場ポイント獲得のため熾烈な
争いが繰り広げられる。


今大会はロシアのドーピング問題により繰り上げ出場となり、たまたま
運が良かっただけで自分のチカラで出場権を獲得できなかったのが現実だ。


まずは世界ランキングを20位以上キープし続け、ワールドパライベント出場
できる事が絶対条件。パラリンピック出場権獲得のためにはトップ3の選手
が出場していないワールドパライベントで最低でも表彰台、出場している
場合でも5位以上でのフィニッシュが必要となりアジアでは常に優勝が必要。


自力でのパラリンピック出場を果たせなかったため実際には夏季冬季出場
という私の野望は達成できていない。東京パラリンピックまでにさらに
高い目標設定とトレーニング量、質ともに充実させなければならない。
また今回の失敗で2018平昌パラリンピック出場、2020東京パラリンピック
出場が達成できてこそ私の目標達成ですから今ウィンターシーズンより
新たなスタートという事になりそうです。


私の長い夏が終わり... ようやく冬の始まりです。