ベビーシッター利用支援事業の導入を求める陳情について~結果 | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ

ベビーシッター利用支援事業の導入を求める陳情について~結果

東京都のベビーシッター利用支援事業の導入を求めての陳情が区民の方から提出され、25日の

子ども若者施策等特別委員会で審査となりました。

※審査に至るまでの内容について(前回ブログ):

 

 

陳情に対する態度表明としては、うちの会派としては採択を主張、2つの会派以外は趣旨採択を主張、共産党・国際都市世田谷は継続を表明し、結果として、趣旨採択となりました☆

 

これまで何年間も、当該事業の導入を求め、会派のそのべ委員など他の議員も質疑を繰り返してきて、審査当日も「密室のリスク」と「保育の質の担保」を懸念材料として所管側は述べられていましたが、議会側の態度を示したことにより一歩前進だと思います。

 

導入にむけては、所管側が懸念材料としてあげている課題について、それぞれ対応策を設定していく必要がありますが、時間ばかりかけることなく、来年度にむけて(できれば9月に0歳児入園の区切り目があるのでその辺までにあるとなお良いですが…)制度設計を詰めてほしいところです。

 

懸念材料1つの密室リスクの低減については、見守りカメラが有効であり、こちらは東京都の補助メニュー(事業者向けの)があるとのことなので、こちらを活用して見守りカメラの提供ができることを事業者要件の1つにしたらいいと思います。

 

「保育の質」については、これはそもそも、いわゆる集団で実施する保育現場での「保育の質」といわれるものと、家庭内でのベビーシッターに求められるものと、前提が異なるようにも思いますが、研修の受講を必須にするなどして、懸念となる点をつぶしていってほしいです。

 

引き続き6月議会で課題の整理と具体の提案をしていきます。