区の施設利用料の改定について
今週、25,26日の常任委員会と27日の特別委員会にて、今回、区が提示した施設利用料の改定(値上げ)について、それぞれの事業の属する委員会にて、条例改正※の審議が行われました
※料金設定を条例で定めるため、料金改定の際は条例改正となる
料金改定のために条例改正となった条例は全部で31個。
改定の方向性は政経部が決め、細部は所管が決めたような経緯です
※施設利用料の見直しの概要:
https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/23051/4.pdf
このうち、私たちの会派(国民民主党・都民ファーストの会)としては、「子ども料金の値上げ」が含まれていた6つに反対の意思を表明しました。
料金改定は6年ぶりのことであり、この間の物価高騰に鑑みれば、値上げ全体には賛同するものの、
会派として、子育て世代の負担軽減を軸に様々政策提言してきていることと、また、今回同時に子どもの権利条例※を区が上程してきていてそことの整合が取れないのでは?ということが理由での反対でした。
※従来の子ども条例を、子どもの権利に軸足を置き条例改正したもの。同じく今日の子ども若者施策特別委員会で可決
子ども部所管の各政策では、
子育て世代の負担軽減や子どもの権利を謳っているのであれば、料金改定(値上げ)のところも整合すべきでは、というものです。
また、他にも、今回の改定では、料金設定上の「高齢者」の枠が「65歳以上」となっている事も気になりました。
昨今、周りを見渡してみても、65-70歳ぐらいだと収入を得て中にはまだバリバリ現役の方もあるので,この辺の年齢区分も次回は見直してほしいと思います