第5波の振り返りと今後に備えての医療政策 | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ
新型コロナウイルスに関する情報について

第5波の振り返りと今後に備えての医療政策

昨日の福祉保健常任委員会において、10月24日時点での新型コロナウィルス関連の報告が多くなされました。

 

10月24日付けの報告書においては、第5波の総括的な内容と今後の取組内容もまとまって出されました。

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/005/006/011/017/d00187169_d/fil/soukatsu-211111.pdf

この報告書のp40以降に、この夏の第5波を踏まえた第6波に向けた取り組みが記載されており、中でも、自宅療養者向けの対策強化の取組がいくつか盛り込まれています。

過去のブログにも書きましたが、7月末から8月中旬にかけてのピークだった頃には、PCR検査結果が陽性となった場合にも、保健所による連絡や自宅療養のフォローが回らず、逼迫していました。

 

自宅療養者のフォローのために組成されている区の健康観察センターや都のフォローアップセンターのいずれも追いつかない場合に、「自院で陽性の発生届を出した患者さんで自宅療養になった場合には、自分たちでフォローしたらいいのでは?」と区内クリニックの先生から提案を頂き、区にも伝え、その後医師会と区による協議で、にわかに体制が作られました。

 

この体制に加え、さらに、発生届など陽性者についてのシステム(HER-SYS)での管理、医療機関・保健所と共有する仕組みや、自宅療養者向けの自動荷電、逼迫時の往診調整(どこが往診にいくかのコーディネーター)機能など、様々補強がなされました。

 

これまで、世田谷区や区保健所と地域医師会とがここまで連携したことはなかったので、そうした関係性ができたことは第5波で得たものだとも思います。

 

昨日の委員会では、8月に自宅療養中の男性が保健所からの連絡が取れない間に亡くなられていた件の報告もありました。

区保健所と区内医療機関・医師会とがタッグを組んで、逼迫したときにもどこかしらが陽性の連絡ができ、自宅療養となった場合はどこかが必ずフォローでき、また入院が必要な場合の調整もできるように体制強化をいまのうちにしておかないとと考えます。