新BOPの入退室管理のためのシステム開発 | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ

新BOPの入退室管理のためのシステム開発

昨日29日をもって、令和3年度予算の予算特別委員会を含む第1回定例会が終わりました。

 

一般会計3,199憶含め、特別会計もすべて可決で終わりましたが、

この予算委員会の後半にわかった新BOP※の入退室管理用のシステムについては、見直しを求めました

※新BOPとは・・(放課後学童クラブと健全育成の居場所との統合事業)

 

 

予算委員会中に、学童の所管課長と、新BOPの民間活用について議論している中で、たまたま「新BOPに入退室の際、ピってカードをかざすと自動記録されるシステムを導入」しようとしていることがわかり。

 

手書きで入退室時刻をノートに書いて→それを職員の方たちが手入力している負荷を軽減したり、

特に退室(帰宅)時は、記録ツールにより防犯上のリスクの軽減という趣旨は理解できるのですが

すでに類似のツールが学校には導入されているので重複してしまう点が課題だと思います。

 

現行、世田谷区内61校中、31校が校門において、登下校のタイミングで保護者にメールが飛ぶようなツールとして東急ミマモルメを、また4校ほど?が安心でんしょばとというツールを導入しています(安心でんしょばとのほうは、導入校が公開されていません)

※東急ミマモルメ:

 

 

※安心でんしょばと:

 

 

校門通過時の時刻記録・メール配信系ツールは、校門の下に埋設型のセンサーを埋め込むタイプ(児童側はcardをかざしたりしなくても、ランドセルに着けてあるICタグにセンサーが反応する仕組み)。

ですのでこちらのセンサーを新BOP室にも設置すれば、新BOP室の入退室の管理も可能になります。

 

 ところが、このような既存ツールの拡張を検討しないまま、新たに学童の所管側で、5000万円ほどかけてシステム開発と。

すでに、R2年度予算3000万ほどで初期開発、来年度2000万ほどかけて、61校中まずは15校に導入する段取りがなされていることが判明。

 

既存ツールを活用して(もちろん校門に設置しているのと別に新BOP室にセンサーを設置する費用は多少発生すると思いますが)いれば、システム開発費(約5000万円)も、今後のシステム使用・保守費用(年間約3700万円)はかからずにすむ話。

重複するシステム開発・導入のムダという意味でもですが、そもそも新BOPの趣旨(学童の子と、学童登録していない子も同じ放課後の居場所として過ごせるようにする)ことを考えると、学童の子だけ、新たにICタグを持ち歩くことになるのでその趣旨にてらしても疑問に思います。

 

さらに、子どもたちの位置情報の把握や保護者との連絡ツールという意味では、

今年度1年かけて全小中学校の生徒にタブレットを配布しその中のアプリでも対応しようとしているので、そちらとの重複感もあります。

 

学童登録している家庭にしてみると、

学童(内田洋行のシステム)・学校(ミマモルメ/安心でんしょばと)の両方で、登下校・入退室でメールがきて、

連絡ツールとしてはタブレットもあるという、なんとも重複感のある状況・・・。

 

豊島区では、全学童にもともとミマモルメが入っていて、今年度からそれを校門通過時にも拡大するような利用にしたとのこと。

※豊島区のプレスリリース:

https://www.tokyu-security.co.jp/press/pdf/topics_20200916.pdf

 

こういう風に当区もしてもよかったのでは・・?と思います(という主張を予算委員会ではしましたが。冒頭述べたように、たまたま課長から聞くまで、議会にも全く報告されないままきていて)

 

アプリなどのICT活用がいろいろな分野で進むからこそ、類似・同様の機能(目的)についてはなるべく統合するような、全体を俯瞰して進めてほしいところです。