民泊に関する請願への対応 | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ

民泊に関する請願への対応

今週11,12日、区民生活委員会と福祉常任委員会において、民泊関連の請願をそれぞれ審査・採決しました。

付託された内容は

1.東京2020大会へ身近な国際交流の充実のため、イベント民泊実施を求める陳情

2.身近な国際交流の充実のため、ホームステイ型民泊の規制見直しを求める陳情

の2本。

1.は区民生活常任委員会、2.は福祉常任委員会(佐藤の所属する)にて審査されました。

 

各委員会の態度としては、1については「趣旨採択」、2については「継続」でした。

このうち、2のホームステイ型(家主居住型※以降ホームステイ型とする)民泊については、会派として、2年前の条例制定時から「世田谷の国際交流を草の根で展開している」として拡充させる方向を推してきました。

 

現在の区の民泊条例においては、こうしたホームステイ型について、家主不在型と「分けて」扱うような設定にはなっていなく、住居地域においても「区長が認める場合に」という但し書きを付けることで、平日での実施も可能とするものの、こうしたホームステイ型(住居地域で、自宅で民泊を展開する)の日数については、不在型と同様の「120日規制」をかけています。

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/007/004/d00148243_d/fil/1.pdf

 

今回の陳情は、この日数制限について、国の民泊新法や都条例での「180日」という上限へと、日数規制を見直してほしいというもの。

 

民泊がスタートして1年4か月経て、世田谷区でも苦情状況(件数・内容)の分析や、検討委員会での議論をベースに、この日数の規制について見直す方向性は一応あるのですが、保健所がこの事業の主たる所管なので、どうしても「住環境の保全」のみに軸足がおかれています。

 

地域で国際交流を広げていける意義よりも、「住環境の保全を」を答える保健所の姿勢というのは、ややもすると「国際交流は住環境の悪化と捉えているのか?」と言いたくなります。

 

すでに、23区内で4つの区において、家主居住型・不在型について日数規制を別々に設け、家主居住型においては、もともとの180日できるようにする設計で始まっています。

 

世田谷区は、多文化共生の条例も去年制定していますし、同じ「自宅でやる」ことを前提としたイベント民泊(産業振興課が所管)については積極的に展開しようとかじをきっているわけですから、保健所のほうにも、こうした視点を持って条例の見直しを検討してほしいと思います。