Portland(Oregon州)のグリーンインフラなど | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ

Portland(Oregon州)のグリーンインフラなど

8月6日~3泊5日の短期滞在で、アメリカ・オレゴン州Porland市のグリーンインフラなど見て、

市のEnviroment Servicesの職員の方などにあってきました。

 


今回の滞在の目的は、2つあって。

1つは、いま、世田谷区とPortlandにおいて、様々な都市交流が始まろうとしており、

また来年には区の中学生もPortlandにホームステイにいくことが決まっている中、

特に進んでいるように聞いている環境政策について、実際に見てきたいというオフィシャルなもの。

 

もう1つは、私の留学時代(Berkeley/SanFrancisco)の旧友がSanFranciscoからPortlandに7-8年前から移住しているので、

彼女たち(旦那さんはアメリカ人)と過ごすこと(もう少し娘が大きければ、ホームステイもさせたいとももくろんでいますが・・)。

なので、位置づけとしてはプライベートな滞在ということで行ってきました。

 

Portland空港について、そのまま、友人夫妻の車でPortlandのSouthEast地区といわれるあたりに移動。

予め、世田谷区の課長からもらっていた「Stormwater Cycling Tour(グリーンインフラ系を自転車で見て回るマップ。去年区の職員の何人かも視察している)」に載っていたうちの何か所かを見て回りました。

見てきたのは、「Eco roof」が施されているHawthorne Hoster(Map⑭)


当区でいうところの屋上緑化に似た政策。ただ、翌日市のスタッフの人に聞きましたが、世田谷と違って「みどり率」のような数値目標は掲げていないとのこと。

 

校庭に市のEnviromental Serviceとで植えた木や植栽のあるHosford Middle School(Map⑮)。ちょっとメンテナンスが行き届いていないような・・・

 


お店の前に、雨どいからのWater dropが落ちて回るようなアートと浸透性ある植栽が一体となった場所があるNew Seasons Market (Map⑲)。


New Seasons marketはオーガニックのものを多く扱ったMarketで市内に滞在中も何店舗か見かけました。

 

他にも「Green street」と言われる雨水浸透を意図した植栽が歩道脇に施されている箇所は多くあるようでした(写真取れず・・><)


日本でというか世田谷区で使われているような「グリーンインフラ」という政策については、

背景が異なる(下水が合流式のみで川に流れ込むので、下水濾過量をコントロールしたいという目的や、雨水の量が違う)ますが、

環境政策全体でみた場合に、大いに参考になる部分があるように思いました。

 

市の職員の人には、質問しそびれましたが、ダウンタウンの中で見かける街中のハンギングバスケットや公園の樹木が、それぞれ日本で(少なくとも東京や世田谷で)見かけるものよりも規模が大きくいずれも立派で、それなりの年月かけてちゃんとメンテナンスしてきていることが感じられました。

↓ダウンタウンの中心pioneer sq.付近


 ↓ファーマーズマーケットがあったダウンタウン内の公園


もともとの目的の1つだった「川をきれいに保つ」の、Willamette川も近くの博物館訪れた際にちょっと見ただけですが、

努力してきただけあって豊かで美しい川でした(次回、川沿いをもっと歩いてみたいです)

 

現地在住の友人曰く、「最近はホームレスが多くて、少し怖い」とのこと。実際、私の滞在していたダウンタウンのホテル近辺でも何回か見かけました。友人夫婦も「San Franciscoより住みやすい」といっていましたが、「住みやすさ」ゆえに流入してくる人口が増える一方で、ホームレスの問題や渋滞などの課題も増えているようでした。

環境政策だけでなく、教育や産業政策についても、いろいろ視察してみたいなと思いつつ、滞在を終えました。

 

来年、世田谷区の子ども達が行った際には、特に環境・自然面については、政策による効果以前にもともとある大自然による恩恵がどのようにあるのかといったあたりも体感してきてほしいところです。