札幌市子ども発達支援総合センター(ちくたく)を視察して | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ

札幌市子ども発達支援総合センター(ちくたく)を視察して

福祉常任委員会の視察2日目(7月25日)、札幌市の子ども発達支援総合支援センター「ちくたく」を視察してきました。


 もともと精神科病院のあったところ、児童以外の精神科病院機能は移転となり、残った児童の精神科病棟と残りのスペースを活かして、
子どもの心身の発達に関し、医療・福祉の一元的な支援のできる場所にしようと整備されたそうです。
敷地内には
①子ども心身医療センター 
②児童心理治療センターここらぼ(児童心理治療施設)
③自閉症児支援センターさぽこ(福祉型障害児入所施設)
④かしわ学園(福祉型児童発達支援センター)
⑤ひまわり整肢園(医療型児童発達支援センター)

の大きく5つあり(その他のぞみ分校も)、
①が医療・相談、②③はもともとあった入院設備を活かしたショートステイと通所
④⑤は未就学児のそれぞれ発達支援(④が知的・発達障害、⑤は肢体不自由)の機能を担っています。

多機能が連携することで、1人の子どもの発達に際し、ワンストップでの支援が提供できていることを実感しました。
また、ここらぽの短期入所機能は、児童相談所の一時保護機能を兼ねているとのこと。短期入所となる子ども達の7-8割が児相から虐待などでこちらにくる子ども達だそうです。
札幌市では、児相の中に、児童精神科医が4名いらっしゃるそうですが、ちくたくの医師が兼務しているとのこと。
世田谷でも児相整備を現在準備しているところですが、「児童精神科医に兼務してもらう」という側面については、まだ十分とはいえません。


同じ敷地内に多機能が配備されていても、縦割りの弊害などはないのか?と質問したところ、
病院機能(①)の中の調整課長が、②③のセンター長を兼務することで、医療・福祉の連携がおのずと進むようでした。
世田谷にできる梅が丘の複合施設(福祉の総合拠点)がハブとなって、医療とも連携できていくかどうか、まだまだ論点がたくさんありそうです。