転入超過という世田谷の特性について | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ
2019-03-20

転入超過という世田谷の特性について

テーマ:子ども・子育て

今回の定例会、2月の本会議でもこの予算委員会でも、「転入超過」という人口動態が区政にもたらす様々な課題を

取り上げています。

1月の日経新聞記事にも出ていましたが、昨年の転入超過数、世田谷は6861人で、23区で最も多かったとのこと。

 

予算審議の中でも、たびたび耳にする「納税者数の増加による税収の増を見込んでいる」というフレーズも、この転入超過で押し上げられている要素。

税収の増はプラスイメージですが、基本的に「いつまで」「どのくらい」転入超過でいくかが見込めているわけでないコントロールできていない現象なので、マイナスの影響も大きいとみています。

 

去年の政策研究所のデータによると、区の転入・転出の傾向としては、20代~30代前半くらいまでが転入超過で、それ以降30代後半~40代は転出超過という傾向があります。

1つの仮説ではありますが、就職のタイミングで世田谷区に入ってきて結婚・第1子出産くらいまで区民でいて、そのあと転出するような動態が浮かんできます。

 

こんな人口動態を背景に、12日の予算委員会福祉領域では「妊娠期からの切れ目ない支援」の課題について問いました。

「区に転入してくるタイミングで妊娠していて、区の妊娠期面接・子育て利用券といった支援メニューを知らずに出産し、産後おでかけ広場や子連れで集う場での話題で利用券のことを知った」というケースについて。

実際、おでかけひろばの運営している事業者の人からも、「転入してきて、子育て利用券のことを知らなかったという人のことをなんとかできないのか」という声を聴いています。

区が「妊娠期から切れ目なく支援」と掲げていても、転入してくるタイミングで網に引っ掛けられなければそのままスルーしてしまって、もちろんいずれかのタイミング(新生児訪問や、健診など)で区とは接点ができて、必要な支援にもつながっていくかもしれませんが、

それでは「妊娠期から切れ目なく」とは言えません。

 

例えば、転入届の用紙事態に「妊娠している」の☑欄を設けて、あくまで自己申告制ではありますが、そうした情報を窓口がキャッチできるようにするような工夫。

質疑で、このような工夫について提案してみましたが・・。やはり、窓口業務の煩雑さがいやなのか、そもそも「変える」のがいやなのか、

そこまではできないような答弁でした。

 

児童相談所の開設を来年に控え、このテーマにおいても、転入時にさまざまな情報をいかにキャッチして次につなげるかは重要なはず。

転入超過の世田谷において、「転入時の確実な情報集約」は力注ぐべき論点だと思うのですが(なので、再度明後日質疑します)。

 

 

 

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