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2017年08月29日

知識と視点と価値観

テーマ:ボクの呟き

「私が理想的だと考える書店の形は、『3年で2億円稼いだ』という本の横に、必ず『3年で2億失った』という本を並べている書店です」(為末大さん)

 

為末さんは自身の著書でこのように述べ、さらに「何よりも危険なのは、心のバランスが崩れることです」と加えています。書籍は「知識」を豊富にする優秀な手段ですが、為末さんは「知性」を偏らせたくない、要するに、考えたい1つのテーマに対して、複数の「価値観」を持つ事の重要性を説いています(と私は解釈しています)。

 

いま上映されている映画「関ヶ原」は日本を2分した大合戦を舞台にしていますが、勝利した徳川側からの見え方と、敗北した豊臣側からの見え方は当然異なります。同じ場面を共有している徳川・豊臣両者には全く異なる「視点」と「価値観」があるわけです。その両方の視点、価値観に触れることが知性を豊かにする素敵な読書のスタイルなんだと思っています。

 

事業が難局を迎えたとき、その当事者(経営者だったり事業責任者だったり)は最良の方法だと自信が持てるアイデアを出し、実践し、その状況を乗り越えないとなりません。目の前の事実とビジョンをどうやって結び付けるか、使える資源は限りがありますから、結び付ける方法をタフに、かつ柔軟に考えないとならない訳です。大事なのは柔軟性。徳川的な価値観が有効なケースもあれば、豊臣的な価値観が有効となるケースもあります。だからどっちも知っておかないとならないのです。

 

柔軟に複数のアイデアを考え出すには、色んな角度から物事を見る「視点」を普段から養っておく必要がありますし、そこから最良を選び出すには、色んな立場における「価値観」に普段から触れておく必要があります。

その優秀な手段が読書だと思うのです。

 

偏った読書、すなわち「視点と価値観の偏食」は、読み手の考え方を偏らせ、結果として結論も偏らせます。普段から、バランスを意識した読書を心がけたいです。

 

では、また。

 

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