乃木坂46 11th BD Live & 秋元真夏卒コン レポ
~奇跡の世代交代を成し遂げたアイドルたち~
2023年2月22日から26日まで横浜アリーナで乃木坂11周年のバスラと秋元真夏さんの卒コンが行われました。
私は現地は初日のみ、その他は配信で参戦しました。
(5日間のセットリストを纏めてくれた人がいますので、引用させていただきます)
初日・卒コンは全員でその他は期性ライブとした今回の試みはどうだったのでしょうか。。。
昨年は日産スタジアム7万人で行ったバスラが1万3000人
昨年日産や神宮ライブから乃木坂ライブにハマったひとも多かったはずです。
現地での声出しライブは格別の迫力があるし、参戦できた人はとてもラッキーでした。それでも今は配信があるし、リピート配信もある。昔に比べれば、全員がこのライブを目撃できる機会は格段に増えているので、贅沢は言えないですね。。。
実は、真夏のデビューシングル「制服のマネキン」の初披露は横アリのアイドル対バンだったんです。思い出の場所を敢えて選んだかなとも少し思いました。
さて、ライブの感想です。
初日の全体ライブは久々の声出し一発目ということもあり、盛り上がり感はすごかったです。
3期、4期がセンター・ユニットをやった楽曲が多く入っているのは当然ですが、古い楽曲やアンダー楽曲、カップリングの名曲も入っていて、みんな良く乃木坂の新旧楽曲聴いているし、センスが良いなと感心しました。
遠藤さくらさんが THE FIRST TAKEで歌ってくれたのも印象深かったですよね。
納得の1位でした。
そして杉山勝彦さんの楽曲がトップ10に5曲。
乃木坂のイメージを作る上で杉山さんの楽曲が継続的に節目節目で大切な役割を果たしていますね…
現地で観ていて、ライブパフォーマンスでも3期4期がとても目立っていました。古い楽曲も全く違和感なく引き継がれていっている乃木坂って改めて凄いなと思った1日目でした
(ダンススキルは昔に比べて格段に上がっているので、ある意味進化系乃木坂だなとも感じました)
期性ライブ・卒コンはそれぞれ印象に残ったことを:
5期
デビュー1年とは思えないクオリティのライブ。せっかち、他の星から、孤独兄弟、Threefold choice, Another Ghost,
などの懐かしいユニット楽曲を5期生バージョンで披露・再現してくれたのは本当に嬉しかったし、涙ものでした。
5期生を育ててきたスター誕生のコーナーもバスラでは斬新で良かったです。
5期生に求められている成長速度はプレッシャーになることもあると思いますが、11人の団結力で乗り越えていって欲しいです。
4期
もう何もいうことがない位の完成された期生に成長しました。
1期、2期、3期の楽曲を取り上げた中盤は多くのファンが喜んだはず。アナスターシャがまた聴けるとは。。。
4番目の光からJJF・I see...への怒涛の盛り上げは4期生ならではだったし、図書館の君へでの気配りも(泣)
乃木坂の中核期性としての役割を十分に果たしていました。
3期
1期生2期生を一番良く知る3期期生は、乃木坂イズムを継承していく大切な存在なんだなと改めて感じました。そしてアンダー経験者も多く、アンダーの名曲の継承者でもあります。リーダー期性としての自覚も十分準備できていますね。
それぞれの個性も豊かだし、3
卒コン
秋元真夏さん、改めてお疲れ様と言いたいです。
1期として少し遅れて参加したグループの中で、独特なキャラクターで多くのファン、メンバーから愛されてきました。本当に頭の良い人だなと思うし、自分を良く知り見せ方が上手い人。
桜井玲香さんからのキャプテンバトンタッチという非常に難しい役割をしっかりこなしながら、新しい乃木坂の成長と躍進、世代交代をサポートしました。
真夏が、2代目キャプテンで本当によかった。。。ありがとう。
卒業後はLLCに残らずに事務所移籍してのタレント活動ですね。後輩に対しての配慮や、背中の見せ方もキャプテン真夏らしいな、と感じます。
最後に。。。
副題にした「奇跡の世代交代を成し遂げたアイドルたち」は決し大げさではありません。
数多くのアイドルグループが世代交代にチャレンジして中で、残念ながら全盛期を超えられないケースも多々あります。
今の乃木坂は初期から見ている個人的な感想ですが、初期メンバーが築いた全盛期からみても全く劣化はありません。むしろそれを超えていける人材が数多く在籍しています。
乃木坂はAKBの公式ライバルという看板を背負ってデビューしましたが、いつの日からかその看板は下ろしました。初期の役割は果たせたからだと思います。
そして、グループ内・レーベル内に沢山のライバルが存在する素敵なグループに成長しました。
選抜、アンダーというくくりにはその選び方など抵抗がある人も多いでしょう。
しかしくやしさと達成感、どちらも成長するためには必要なエンジンです。
そして、期性ライブという新しいグループ内のくくりができた。
ここには選抜もアンダーも、メンバーチェンジもありません(除く卒業)。
ある意味ファンが最も安心して自分の推しメンを沢山観られるライブ。
アイドルグループって10-16名くらいが1番見易くて応援しやすいユニットです。
いたずらに競争するばかりがアイドル活動ではありません。それで自滅したグループも沢山ある。
それぞれのメンバーを推しているファンがいて、それがファンの生活の中で糧となりモチベーションになる。
大切なことはそんな日常にあります。
ここに気づき、実践し始めた乃木坂の戦略は結果論かもしれませんが、長期的に持続可能なグループでいられる武器を持ったのかなと強く感じました。
これからも素敵な楽曲を披露できる、素敵なグループであってください。。。
追伸
今回のライブで中西アルノさん有志でフラワースタンドを出しました。
推しのいるバスラはやはり格別ですね。