アンダーライブもサードシーズンに突入して、ファンの間での人気も定着しましたね。

キャパ900程度のZEPPブルーシアターのチケットは完全にプレミア化して、1回入るのも至難の技です。

私もなんとか千秋楽昼公演を確保して参戦してきました。



まずは全体的な感想から。。。


今回アンダーライブ史上最多の曲数、メドレーも込みですが、38曲を披露しました。

前半は敢えての選抜曲をぶつけて、チームアンダーとしてアレンジされたパフォーマンスを行っていました。


この意味は深いのかなと感じました。

つまり、アンダーが選抜の曲を持ち歌としてどこまでやれるのかを試されたのではないでしょうか。


結果として感じたことは。。


今回のセンター中元さんを中心に素晴らしいパフォーマンスを観せてくれました。

特に生歌のパフォーマンスは、選抜を超えていると感じました。

ダンスもところどころのシンクロ性や、ダイナミズムは選抜オリジナルにやや劣るものの、ひたむきさや、汗を大量にかきながらのパフォーマンスは十分に感動を呼べるものでした。

実はこの部分はアイドルライブで非常に重要な要素であると思います。

ももクロに代表される、生歌全力パフォーマンスは、やはり心を打つものです。

多少、歌のパフォーマンスが落ちたとしても、ダンスをしながら全力で歌うことでファンの感情移入は十分得られるのです。

AKBの作ってきた口パク中心のパフォーマンスは、聞き手も満足できない、歌い手のスキル向上も遅らせるだけのものではないでしょうか。


乃木坂アンダーライブは当初から生歌で行うことを前提にパフォーマンスが行われており、その点でも選抜との違いをはっきり打ち出しているのだと思います。そして、聞き手はアンダーメンバーの全力パフォーマンスに心を打たれるのです。それは、選抜に対する挑戦でもあるのだと思います。


アンダーサードシーズンはその挑戦が一番感じられるセットリストになりました。


そしてこれは年末に行われた有明で8000人を集めたクリスマスライブの前哨戦のアンダーセカンドシーズンのファイナルライブから始まっていたのだと思います。

このライブでは全員センターというユニークな試みが行われました。

それは、全員がいつの日にか選抜センターになるチャンスがあるのだという意気込みを煽るものであり、そのイメージを焼き付けるのに十分な経験をしたのだと思います。


今回正規メンバーに昇格した6人のメンバーで歌われている、「ボーダー」では、寺田蘭世さんが早くも彼女の強いセンター希望を叶えたのかもしれません。今回のライブでも6人は非常にフレッシュで素晴らしいパフォーマンスだったと思います。今回で一番印象に残った曲になりました。



さてこれからアンダーライブはどいう方向に向かうのでしょうか。。。



最後に提言という形で私の私見を書いておきます。



年末に8000人を集めたアンダーライブ。

恐らく現在の乃木坂の勢いのある人気であれば、アンダーとは言っても中堅アイドルグループ以上のファンを動員できる力を持っています。


また、積み重ねてきたアンダーライブは、選抜中心の全国ライブとは違う、独自の楽しさと、しっかりとしたライブアイドルとしてのパフォーマンスを定着してきています。

この流れを止めないで欲しいと願うのは、私だけではないはずです。


そこで一つ目の提言は。。。


これは以前から言っているのですが、もはやアンダーライブという、2軍的なイメージではなく、乃木坂のライブチームとしての活動を本格化して欲しいということです。


今までのAKBなどの既成概念にとらわれることはありません。

アンダーという言葉自体、AKBから来ている、2軍的なイメージの強いものです。


そうではなく、このチームはライブチームとして独自の活動ができる実力と魅力を

もっているのですから、どんどん選抜とはちがう活動をすれば良いのです。


もちろん、毎回の選抜入れ替えの中で、メンバーが固定できないデメリットもあります。

しかし、今回のライブでも1期生メンバーは全員貫禄のパフォーマンスを観せてくれましたし、2期生はスキル不足ながら一生懸命にこなしていました。


私達はそんなライブチームを継続的に観たいのです。

このチームで全国ツアーを回っても良いと思います。

今回の素晴らしいセットリストを持っていけば、どんな地域でも1000~3000人の集客はできるはずです。

そして場数を踏むことで、今回の挑戦的でハードなセトリも熟成されるはずです。

今日の時点での公演としての完成度は70%と言っておきます。


そして、いつかライブチームだけで、SSAや、横浜アリーナをコンスタントに埋めることができのならば、ビジネスとしても十分採算の取れるものになるはずです。


乃木坂にAKB型と、ももクロ型のやり方がどちらも存在するならば、それは今までにないハイブリッドなグループになり得るのです。


最後に2つめの提言です。。。


乃木坂が現在挑戦していることは、アイドルからタレント、女優、モデルなどへの進化なのかも知れません。

これは、全てのメンバーが同じ事務所に所属しているメリットでもあると思います。


男性アイドルでは、ジャニーズ事務所がひとつのモデルなのかも知れません。

アイドルグループ中心でパフォーマンスする者、ドラマに出る者、CMに出る者、バラエティに出る者、舞台を中心に活動するものなど様々なタレントを抱えながらシナジーを出しています。


以前にも提言しましたが、女性アイドルだけが、アイドルの次には卒業の道しかないというのは勿体ないことです。折角いろんな個性と能力をもった人たちが集まっているのですから、タレントとして長く活動できる育成をして欲しいと願います。


乃木坂ならば今までにはない新しいアイドルの形を作っていけるのではないでしょうか。。。


(以下今日の昼公演セットリストです)←間違っていたらごめんなさい。。。

00 Overture
01 命は美しい
生歌のパフォーマンスは選抜では観られません❗(笑)なかなかやるなと思いました

02 自由の彼方
03 世界で一番 孤独なLover
04 夏のFree&Easy
05 走れ!Bicycle
06 会いたかったかもしれない

ダンス~自己紹介
自己紹介工夫しながら爪痕残そうとしてましたね。第一回のプリンシパルを思い出しました。

07 孤独兄弟
こう言うバージョンもなかなか良かったです
08 コウモリよ
09 音が出ないギター
やはり、名曲ですね

10 月の大きさ
11 転がった鐘を鳴らせ!
12 指望遠鏡
13 制服のマネキン
この曲は選抜の迫力に負けてかな(^_^;)

14 ガールズルール
15 シャキイズム

ダンス

16 革命の馬
ライブで観ると素晴らしいです

17 ダンケシェーン
18 ロマンティックいか焼き
19 ハウス!

手紙朗読

20 君の名は希望
コールなしバージョンいいですよね
是非乃木坂定番に❗

21 何度目の青空か?
これもコールなし希望!(笑)

22 気づいたら片想い
23 バレッタ
北野さん頑張ってました

24 ぐるぐるカーテン

25 おいでシャンプー
なかだかなしか(笑)

EN
26 メドレー
アンダーライブでアンダー曲をメドレーにする意味は深いです

 ここいる理由
 狼に口笛を
 13日の金曜日
 初恋の人は今でも
 涙がまだ悲しみだった頃
 春のメロディー
 生まれたままで
 左胸の勇気
 扇風機

27 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
はい、名曲です

28 ボーダー
はい、大好きです
チームボーダー最高!
ことこーお(笑)

29 君は僕と会わない方がよかったのかな
乃木坂新たな名曲ですね
素晴らしい世界観とメロディです❗

MC
30 乃木坂の詩


追伸

ライブを通じて1期生メンバーの役割分担が素晴らしいと思いました。
アンダーライブに定着するのはもちろん本意ではないでしょう。
しかし、アンダーライブをしっかり支え続けてきた彼女たちの功績は大きいですね。

だからこそ、もっと発展、進化して欲しいと願います…

追伸その2

48グループの劇場公演に入ったことのある方はわかるはずです。定期的にライブを観られる楽しさは格別です。また、パッケージされた公演が熟成されて行くのを観るのも楽しみですね。アンダーライブにはそんな、劇場公演に近い感覚を感じます。是非とも継続的に行ってください。選抜バック8も日替わりで入れるのも良いと思います。

そして、そこから生まれる新しいライブヒロインの登場を楽しみにしています❗