今年もAKB総選挙の時期がやってきます。

7回目の今回は初めて博多で行われるようです。

48グループ総勢約300名。

今年は一番辞退者が多いのかも知れません。

私の推している乃木坂は、生駒さんの兼任解除もあり、今年は立候補者はありませんでした。



何度かこのブログでも書きましたが、そもそも総選挙とはなんでしょうか?



私の知る限り、第1回目の総選挙は完全にヲタクのお祭りでした。

そして、ある意味ガチの選挙でした。

選挙の争点は大きく2つ。

前田敦子と大島優子のどちらがセンターにふさわしいのか。

もうひとつは、運営に推されずに選抜に入れないメンバーの救済でした。

その争点2つに対するヲタクのジレンマが生んだ企画だったのだと理解しています。


そして、結果はセンターに前田敦子が、1期生浦野一美が悲願の選抜に初めて入りました。

また、研究生から上がった佐藤亜美菜が8位に大抜擢になったことも話題になりました。

そして、これらすべてがヲタクの意思により決まり、ある種のガス抜きになった選挙だったと思います。


当時の1位は約5000票。

マスコミもブブカ以外は取り上げない、全く内輪のお祭りでした。

AKBのブレーク前に行われたということが大きかったと思います。

そして、第2回は大島優子が勝ち名曲「ヘビーローテーション」が生まれました。

この頃にはAKBはブレークを果たし、マスコミもこぞって総選挙を取り上げました。

国民的行事になるきっかけになったのは、この頃からでしょうか。

同時にヲタクのお祭りという側面だけでは収まらない巨大イベントになっていきました。


その後の総選挙は、あまりにも大きな大人の為の商業イベントになってしまったと感じます。

そして、今素朴に思うことがあります。

総選挙は誰の為に、何の為に、誰が主役でやるのか。。。


誰も明確な答えは持っていないと思います。


第7回を迎えた総選挙はAKBグループの本格的な世代交代の中で、恐らく大きな変化を迎えるのだと思います。

10周年を迎えるAKBのビジネスモデルそのものも300名という大所帯を抱えて曲がり門に来ているのかも知れません。


今、少女たちは、ヲタクたちは幸せでしょうか?


そんな事を素朴に考えています。