今年のベスト映画 | ポケットに台本を

今年のベスト映画

年々観る本数が減ってますが、観た範囲で今年も私のベスト映画を決めたいと思います。

劇場で観て良かったのは、以下の5本です。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」
「散歩する侵略者」
「新感染 ファイナル・エクスプレス」
「ドリーム」
「シンクロナイズド・モンスター」

家で(TV, BD 等で)観て良かったのは、初見のものに限れば、以下の2本でした。

「きっと、うまくいく」
「グリーンマイル」

 *  *  *

「ガーディアンズ~」は、シリーズになってしまったので単品で評価しづらいのと、MX4D の効果がショボかったので、個人的にはとても好きな作品なのですが、今回は除外とします。

「散歩する侵略者」も、テイストやじわじわ展開するストーリーなど、かなり私好みでした。ただ、最後の最後でちょっと誤魔化されたような気になってしまって惜しかったです。まぁ黒沢清の映画はそういうもんと思ってるので良いのですが。

「新感染~」はゾンビ映画という事で、かつてゾンビ映画ファンだった私には食傷気味の分野だったのですが、評判が良かったので観ることにしました。タイトルが面白かったので妻も誘って、「結婚記念日に観るのがコレ?」と言われましたが、一緒に観て良かったです。原題の「釜山行き」のままだったら観てなかったかも知れません。

「ドリーム」は、優秀な学者が理不尽な理由で才能を認められないけど信念を貫いて頑張る、という話です。私はこういう話が好きで、最近だと「イミテーション・ゲーム」が良かったです。現実の社会でも、理解力のない奴らが結果的に間違いを認めてくれると良いのですがね。この映画は実話をベースにしてますが、だいぶ脚色されているそうです。

「シンクロナイズド・モンスター」は変わり種です。これも邦題に騙されて楽しい映画かと思ったら、違ったけど面白かった。ジェイソン・サダイスキ(「なんちゃって家族」の人)が出てたのも良かったです。後半は観てて気分が重くなってくるけど、最後のアン・ハサウェイはかっこいいです。

「きっと、うまくいく」は「pk」と同じ監督の映画です。「pk」よりは設定がリアルな分、「自分だったら主人公のようにできるだろうか」と考えてしまいました。社会問題も提示していますが、飽くまで映画の中の話として楽しんだ方が、「pk」のような痛快さもあって楽しめると思いました。

「グリーンマイル」はずっと観てなくて、年末にテレビでやったので観ました。たしか劇場でやった時は、「ショーシャンクの空に」と同じくらいの時期で、私は「ショーシャンクの空に」が良かったのにメディアでは「グリーンマイル」ばっかり取り上げていて、何となく観る気が失せたのでした。長いしドラマっぽいから、家で観ても面白かったです。

 *  *  *

いろいろ考えた結果、2017年の私のベスト映画は「新感染 ファイナル・エクスプレス」にしようと思います。
私がゾンビ映画から離れた原因のひとつに、「ワールド・ウォーZ」という映画があるのですが、「ワールド・ウォーZ」でスカされた期待を「新感染~」が埋めてくれたようにも感じています。
あとやっぱり、ラストが綺麗に締まっている映画は良いですね。
それでは来年も、素敵な映画ライフを。

 

 


台本ビューアアプリを公開しています。

PlaySCriptViewer の情報

- 正規版 (PSCV) for iPhone

- 無料版 (PSCVL) for iPhone

- 開発版 (PSCVL) for Android