今年のベスト映画&演劇 | ポケットに台本を

今年のベスト映画&演劇

今年印象に残っている映画は「ジャンゴ」「モネ・ゲーム」「俺はまだ本気出してないだけ」「オーガストウォーズ」「凶悪」あたりでしょうか。
「ファインド・アウト」「素敵な相棒」も、話題にはなりませんでしたが意外と良かったです。

あとは DVD 視聴ですけど「アダプテーション」がかなり独特で面白かったです。
現実と虚構が混ざって混乱する面白さというのは割とありがちですが、この話はどこまでが現実と考えても(或は現実など無いと考えても)話として成立してちゃんと終わるという不思議さがあります。
まるでだまし絵でも見ているかのようで、こんなシナリオは他に見た事がありません。

演劇は五反田団、ナイロン、松尾スズキあたりはどれも面白くてさすがの安定感です。
河原雅彦の「ショーシャンクの空に」はつまらなくてがっかりしました。

そんな中、先日観たポップンマッシュルームチキン野郎がかなり良かったです。
テイストとしてはいつも通りハイテンションで過激なギャグをぽんぽん放り込んでくる感じなのですが、今回はストーリーが良かった。
悲劇か喜劇かという部分を安易に提示していないにも関わらず、そのラストを観客はしっかりと受け止められる。チャップリンに通ずる所があるようにも思いました。

という訳で、私の今年のベスト映画&演劇は以下の通りです。

映画 - 「アダプテーション」
演劇 - 「銀色の蛸は五番目の手で握手する」

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■演劇に出演します

「ハラカラ・コエダス・レクイエム」
場所:池袋シアターグリーン BASE THEATER
日時:2014年01月23(木)~27(月)
予約:こちらからできます。