さてベルト交換の為の主軸抜き。
主軸の速度切替え(高低速:高速といってもプーリーからの駆動をドッグクラッチで直結、低速時はアイドラーギアでの減速です)の切替えの為、軸箱外からのレバー操作でドッグクラッチとギアを写真右のギアを左右に動かして切替えます。
そのギアのキーというかスプライン代わりのキーが主軸にねじ止めされていますが、そいつが、チャック側のベアリング止めに当たって抜けません。
ね、キーが当たります。
まるで知恵の輪です。
キーを取り付けるネジを取っても、キーは取れません。
さーて、やはりベアリングごと抜かないとダメそうです。
ちなみにチャックを外してみました。
ボルト3本緩めたら、ごとんとズレました。
あー、バックプレートがJIS規格では無さそうです。
A1でもA2でもありません。
チャック側はJIS規格のサイズなので後付けしたのでしょう。
精度出しの手間が増えました…
本来なら、バックプレートに直径130+0.025の土手があるのですが、このプレートにはφ126の土手。取り付ける3本のボルトのPCDはJIS規格のようです。
何度も京葉精機さんの事務所に電話しますが、まったく出る気配は有りません。
どなたかこの主軸の構造や抜き方が分かる方、いらっしゃいますか?
※チャック側のベアリングホルダーを緩めるフックレンチをオーダー。機械保全の工具ばかり増えて行きます(泣