タイトルのような今日の美味しいお話は、安曇野に暮らす姪からのたより。
2月には開運堂の特大シュークリームをゲットした話を聞かされたが、甘辛両党という彼女は知る人ぞ知る酒豪でもあるらしい。
幼い頃兄妹のようにして育った年も近い姪なのだが、残念なことに何故か差しで呑んだ記憶はない。
ちょうど東京からはひと月遅れ、安曇野には梅の香が漂いだしたという。
さて当方の今夜は、友人の奥さん・Y子さんからの差し入れ。
手造りの温かポトフだ!
「一人暮らしだとどうしても野菜不足になるでしょ?野菜をたっぷり煮たから・・」と云うので、和食党のY子さんのことだからてっきり「京風野菜の炊き合わせ」とか「筑前煮」のようなものを想像していた。
熱々を自ら届けてくれたそれは、ボリュームたっぷりのポトフだった。
ゴロンゴロの肉をほおばりながら、みな大きめにカットしたジャガイモ・ニンジン・タマネギ・コカブ・・・塩味も程よく、パセリのみじん切りもほのかに香り、なんとも嬉しくて美味しくて写真に撮ることも忘れてパクついてしまった。
あったかご飯に、こっちの方が合うかなというフォカチャも添えて、デザートには旬のイチゴまで。
心憎いばかりの出前のもてなし。
ただY子さんちのポトフには、残念ながら俺の好物の香味野菜「セロリ」が
入っていないんだ。それは、好き嫌いがほとんどないという
ご主人が、これだけは大の苦手にしているからなのだとか。
温かいものは嬉しいね、有難いね。人の情けと共に身も心も
温めてくれる。
Y子さんの心尽くしに感謝しながら豊かな夕食をいただきました。