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「5月29日の京王ネタは全て放出しました」と前の記事で申し上げて、その舌の根も乾かないうちに京王ネタを取り上げるのもどうかと思いますが(^_^;) これは6月4日のネタです。

 

京王としては初の座席指定列車「京王ライナー」に充当される新5000系ですが、「京王ライナー」以外には一般列車にも充当されます。

管理人はその「一般列車に充当された新5000系」に乗車する機会がこれまでなかったのですが、6月4日に京王多摩センターから明大前まで乗車する機会に恵まれました。

乗った列車は快速本八幡行き。何と都営新宿線直通列車です。

 

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「快速本八幡 都営新宿線直通」が光る

 

一般列車ということで、車内は勿論ロングシート仕様。「京王ライナー」では進行方向を向いて座っていたのが、一般の通勤車と同じように、線路と平行に座ることになります。

こちらが「京王ライナー」運用時のクロスシート仕様。

 

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比較の対象です(以前の記事から転載)

 

それが一般列車ではこうなります↓

 

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ロングシート仕様だが座席は快適

 

ロングシート仕様にセットされているとはいえ、座席はクロスシート仕様と同様に快適です。そして、何が快適かといえば、扉の脇の席に座っていても、扉の脇に立つ乗客の圧迫感を受けなくても済むから。管理人はこれが嫌で、扉の脇の席にはよほど空いていない限り絶対に座らないのですが、この5000系の場合は別。嫌な感じは全くなく、極めて快適に過ごすことができました。ただし、座席定員は扉間と車端部で1人分ずつ減ってしまっていますが(京王の一般車は、車端部が3人掛けではなく4人掛け)。

ただし、疑問に思うのが、ロングシート仕様では座席のコンセントが使えないこと。ロングシート仕様でもこれを使えるようにすれば、日中でも混雑が集中する特急・準特急からの乗客の転移を図ることができるのではないかと思いますが…。あくまでコンセントは「京王ライナー」としての使用時の特典という位置づけなんでしょうか。

その他、座席以外で一般車と全く異なるのは天井。

一般車であれば、天井には「中吊り広告」が百花繚乱の体となりますが、新5000系にはその「中吊り広告」が一切なく、扉上部にあるのと同じLCDディスプレイがあります。これは案内用と広告用ですが、「中吊り広告」もこれで賄おうというのでしょうか。

ちなみに、通勤車でのこのような「天井へのLCDディスプレイ」の採用は、他にはJR西日本の321系くらいしかありません。やはり中吊り広告との干渉が問題なのだろうと思われます。

 

快適な乗り心地を堪能しつつ調布へ。

調布では準特急との接続があったのですが(このあと千歳烏山でも乗り換えることができる旨の案内があった)、準特急の混雑した車内を見て、あの車内に突入するのがアホらしくなり、そのまま明大前まで乗車。極めて快適なひとときを過ごすことができました。

 

最後におまけ。

京王多摩センター駅の掲示物。

 

説明不要でしょう

 

完全にサンリオキャラクターの天下だな(^_^;)

 

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(京王ライナーの乗車記)

№4377.The BRAND-NEW Evening~京王ライナー乗車記 その1

№4378.The BRAND-NEW Evening~京王ライナー乗車記 その2

(京王多摩センター駅について)

№3603.京王多摩センター駅はサンリオキャラクターが制圧した! その1

№3604.京王多摩センター駅はサンリオキャラクターが制圧した! その2

№3605.京王多摩センター駅はサンリオキャラクターが制圧した! その3