かねてからネット上で話題になっていた、東急の副都心線直通用・10連の4000系が、遂に車両工場から回送されたそうです。
見た目は↑の5000系と瓜二つらしい(写真は東横線用5000系の5118F)
画像は各自で検索して御覧頂きたいのですが、管理人が画像を見た範囲での感想は以下のとおりです。
1 先頭形状や帯の色などは5050系と瓜二つ。
2 側扉の窓の形状が、四隅がカクカクしたものに変わっている(JR東日本のE233系準拠か?)
3 現車を見たわけではないが、実は東急伝統の棚(本当の意味における『網棚』が、板の『荷棚』になったらしい)
4 床下機器は不明。よってメカ面で進化しているか、5000系列との変更点があるかは不明。
実はこの話題、乗り入れ相手の東武ファンの大御所お2人のブログ(→ diamond next BLOG 及び melonpanのつぶやき。 それぞれクリックすると、該当記事に飛べます)でも取り上げられておりまして、「ミスター東急」(※)を自認する管理人がこの話題を取り上げないのでは、東急ファンの沽券にかかわりますので、このたび取り上げることにいたします。
※ 「ミスター東急」というのは、単に管理人が仲間内でそのように言われているというだけのことで、「俺がミスター東急だ!」などと大きな顔をする気はありません。本当の「ミスター東急」に値するような方なら、宮田道一さんとか鉄道趣味界の大御所がたくさんいらっしゃいますので。
いや~、それにしても、遂に! という感じですね。
あの忌まわしき「リーマンショック」さえなければ、5000系列は田園都市線でも順調に増殖して8500系を一部のハイナンバー車以外退役させ、4000系の登場ももっと早かったかもしれません。それでも、直通開始を来年度に控え、遂に現車が現れてくれた! と思います。
ところで、この車両の車号について、本当の意味における新形式としての4000系なのか、あるいは単に車号が足りなくなったから、5050系の4000番代という意味なのか、それは現時点では分かりません。いずれ鉄道趣味誌に詳細な解説が載るでしょうから、そのときを待ちたいものです。
ただ、この4000系、一部に元5000系の中間車が含まれているとのことですが、もし5000系列からの編入車も出るとなると、ただでさえ面倒な編成替えに伴う車号のトレースが、より複雑になるのが危惧されます。まあその点は愛好家的な視点ですからいいのですが。
それと気になるのが、新造車の内装がどうなっているのかということ。5000系はブルー、5050系はピンクをそれぞれ基調にしていますが、どちらになっているのか、はたまたそれら以外の配色となっているのか、そちらにも興味が尽きません。
いずれにしても、この車両が東急代表として、東武東上線や西武池袋線へ直通するのですね! そのときが本当に楽しみです。
できれば、東武東上線森林公園発副都心線経由元町・中華街行き特急「フライングみなとみらい」で走ってほしいな。
…妄想の暴走失礼しました(^^;;