その世代にしては非常に大柄だったため「ロンちゃん」「ロングおじさん」という愛称で親しまれ、軽妙な語り口でファンも多かった、名物アナウンサーが天に召されてしまいました。

元TBSアナウンサーの吉村光夫さん死去


吉村光夫さん(よしむら・みつお=元TBSアナウンサー)が3日、急性心不全で死去した。84歳。通夜は9日午後6時、葬儀は10日午前11時から横浜市青葉区美しが丘2の21の4の公益社会館たまプラーザで。喪主は妻康子さん。
「ロングおじさん」の愛称で親しまれ、テレビ番組「まんがはじめて物語」のナレーションなどを務めた。


asahi.comより)

なぜ「鉄分の非常に濃い」当ブログで、このようなアナウンサー氏の訃報を取り上げるのか。それは、吉村氏はアナウンサーとしての顔とは別に、鉄道愛好家としての顔、特に京急に対して非常に造詣が深かったからなんです。「京浜急行今昔物語」といった著書の他、「鉄道ファン」誌にも「京急クロスシート車のう・い・てん・ぺん」などという企画記事を執筆、アナウンサーとしての語り口と変わらないその軽妙な筆致には、管理人もずいぶんと楽しませてもらったものです。
また、この方は我が日本で終戦直後に運転されていた「進駐軍専用列車」で「乗り込みボーイ」のアルバイトをしていて、そのときの体験記が「鉄道ファン」誌に掲載されていました。当ブログでも以前に進駐軍専用列車終戦直後の食堂車の話を取り上げた際、同誌に掲載された体験談をかなり参考にさせていただきました。最近では80歳を越えられ、鉄道趣味界でも消息を聞かなくなってしまったので、どうしたのかと思っておりましたが、まさかお亡くなりになっていたとは…。

今頃、あの世にいる鉄道趣味界の大御所たちに迎えられ、楽しく鉄談義をなさっているのでしょうか。
吉村さん、安らかにお休み下さいm(__)m

◇関連記事
№1001.The LEGEND of Trains~国鉄名列車列伝【番外編】 連合軍専用列車
№1030.ホイシ9180からマシE26まで その5 敗戦国の悲哀