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鉄道系のイベントでの楽しみは、何といっても「物販」。他の大手私鉄各社がグッズ販売のブースを出していました。中でも管理人が惹かれたのは西鉄のブース。西鉄は九州の会社ですから、東京からはおいそれとは行けません。なので、東京在住の管理人にとって西鉄のグッズを買えるのは、通販以外ではこのようなイベントの場しかないんですよね。

というわけ…でもないのですが、西鉄の「バスコレ」を見て、3000形のマウスパッドともども、衝動的にお買い上げ!


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西鉄バスの特徴がよく出ている


この「バスコレ」もコレクションとしての人気を博しているようで、愛好家の人気は高いものがあります。現に、京急の「バスコレ」も限定2000セットで売られたのですが、イベント終了前に完売になったようで、その点からでも人気の高さが分かります。

さらには、ある意味で鉄道グッズの最高峰、実車の部品などの即売ブースもありました。そこではこんな座席が売られていましたが、たぶん600形ロングシート化改造のときに余剰になった座席でしょう。


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補助席つき


そういえば以前、羽田空港のJALグッズのショップで、国際線用ビジネスクラスの座席が1脚43万円(!)で売られていました。買った人はいたんでしょうかね?

ちなみにこの600形の座席、どうやら買った人がいたようです(座席を抱えて歩いている人を目撃した)。


前記事で旧1000形を中心に、京急の現役車両を御紹介しましたが、保存車もあります。それはデ1型(旧湘南電鉄。横浜以南の路線)。この車両は旧京浜電鉄(現在の横浜-品川間)にも同型車が用意され、品川-横浜-浦賀間の直通運転に使用されました。

ちなみに、この車両の寸法は現在の東京メトロ銀座線と同じ規格ですが、それは、当時の東京地下鉄道との相互直通運転の構想があったからです。しかしその構想は、日の目を見ることはありませんでしたが。

戦後、この車両は旧京浜電鉄の車両とともに230形となり、晩年は大師線や空港線で活躍しました。高松琴平電鉄(通称琴電)にも譲渡され、最近まで現役でしたが、数年前に退役し、現役の車両はいなくなりました。

現在、現役時代末期の姿(赤地に白帯)で、東京都新宿区の鉄道模型ショールーム「ホビーセンターカトー」で保存展示されていますが、こちらは登場当時の姿で保存されています。前者がいつでも見ることができるのに対し、こちらは今日のような公開イベントのときしか見ることができず、貴重な姿となっています。

正面とサイドビューをノーキャプションでどうぞ。


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写真の角度に無理があることは承知の上ですが、人が写り込まないようにするにはこれしかありませんでした。

なお、デ1形と並んでもっと古い「デ51形」も展示されていましたが、こちらは人だかりが凄すぎ、まともに近づけず写真も撮れませんでした。残念orz


今回のような、車両基地の公開イベントでのもうひとつの楽しみといえば、普段は間近では見れない保線用・工事用車両を見れること。

今回も堪能させてもらいました。まずはトラックを改造した軌陸車から。1・2枚目は高所作業車、3枚目は架線検測車、4枚目は高所作業車を使用した昇降体験の写真です。こちらも4枚まとめてノーキャプションでどうぞ。


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3枚目の写真、模型化したいと激しく思ってしまいました(^^;;;;


以上がトラックの改造車ですが、今度は純然たる(?)鉄道車両、保線用車両を牽引するディーゼル機関車。


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線路の交換用でしょう


この車両は動いていませんでした。

以前新京成のイベントに参加したときは、保線用のディーゼル機関車が走行体験に供されていて、エンジンをふかしながら爆走していました。


下の写真は「マルチプル・タイタンパー」。道床の砂利(バラスト)を突き固める機械です。

こうして見るとかなりの迫力がありますね。


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なかなかの貫禄


ここまで見回って、15時30分発の久里浜行き臨時電車に乗って撤収。この電車には600形のトップナンバー編成が充当され、何度も停止し、最後には方向を変えて久里浜駅へ着きました。

その後、久里浜からは1500形使用の快特に乗車、金沢文庫で「エアポート急行」2000形3ドア車に乗り換えて京急川崎へ。京急川崎では餃子名物の中華料理店に行き食事。その後南武線→湘南新宿ラインと乗車して帰りました。


今回の京急のイベントは、まぎれもなく旧1000形に用意された最後の花道でしょう。実はこの日、現場の乗務員だった方4名での「京急1000形の思い出」というトークショーがあったのですが、現役の社員の方の一方ならぬ思い入れを感じ取ることができました。愛好家にも現場の職員にも、そしてもちろん沿線住民にも愛された京急の象徴、旧1000形の最後が間近になったことが、今回多くの来場者を集めた理由でしょう。恐らく今後管理人が旧1000形に遭遇する機会はないでしょうが、今回のイベントに参加したことで、旧1000形への別れができたように思います。

最後に、今回このようなイベントを企画・実行して下さった京急の皆様、誠にありがとうございましたm(__)m