その1(№579.)から続く


私は何故に、「鉄ドル不信任決議案」に賛同するに至ったか。

これは、彼女が


鉄道が好きでないことは明らかなのに、

そのことを臆面もなくさらけ出し、

鉄道や鉄道趣味を貶めている


からに他なりません。


その中でも、管理人が槍玉に挙げたいのはやはり「鉄ヲタだって人間だぁ!」という、彼女のブログのタイトル、そして「鉄ヲタ=キモイを打破するブログ」というサブタイトルです。

このことひとつとってみても、彼女が本当に鉄道を好きではない、鉄道趣味に対して誇りを持っていないことは明白ですよね。だって、


「鉄ヲタだって人間だぁ!」


という言葉の意味それ自体が、


「鉄ヲタは人に非ず」


を前提とする言説ですから。論理学で考えれば、すぐにお分かりになるはずです。


確かに、鉄道愛好家が一般社会からどのように見られているかについては、管理人も知っていますし、内心忸怩(じくじ)たるものがあるのも事実です。しかし、私は、それは個々の愛好家が周囲との付き合い方に気をつけて、単なる鉄道バカではない、社会人として良識を持った人間として振る舞い、それによって周囲の人間のイメージを良くしていくということで足り、かつそれで十分であると思っています。私はそれこそ「生まれる前からの鉄道好き」という自負を持っていますし、友人・知人や同業者(仕事上の意味ですよ)、仕事上のクライアントなど私の周囲の人間には、私が鉄道好きであるという事実を全く隠していません。そして、それでうまくいっています。私が鉄道愛好家であることが原因で壊れた人間関係は、私の認識する限りひとつもありません。もちろん、鉄道愛好家であるが故に交際していた女性に別れを切り出されたりということもありません。

ただ、私が鉄道愛好家であることが気に入らない人がいることも事実でしょう。そういう人が離れていくことは、私が知らないだけでひょっとしたらあるのかもしれませんが、私はそれでいいと思っています。私が鉄道愛好家であることは、私自身の個性であり、それが気に入らない=許せないという人は、そもそも私という人間がその人には不向きといえるからです。


以上は私事ですが、では彼女のブログは、一般社会における鉄道愛好家の見方に変化を生じさせることはできたのでしょうか?

恐らくできてはいないでしょうね。それどころか、悪化ないし増幅させてしまった節もあります。イベントの件はネット上でしか知らないので詳細を論じることは避けますが、少なくとも鉄道に対する真摯な愛情があるなら、仮に知識はなくとも受け入れられたはずなのです。趣味人として、最初は知識が乏しいことは当たり前です。そのことではなく、乏しい知識を振りかざし、しかもそれが間違いだらけ、指摘されても真摯な訂正や反省をしない、という体たらくでは、「鉄道愛好家というのは自己中心的で幼児性が抜けないのか」と思われるだけです。結局のところ、彼女の意図(真実あるのかどうか疑わしいのですが)に反して、鉄道愛好家に対する一般社会の持つイメージをいい方向に変えることはできなかったといえます。


だからといって、管理人は、彼女をタレントとして売り込むための営業戦略として、「鉄道アイドル」という看板を立てて売り込むという方法自体を否定するわけではありません。そしてまた、管理人は、彼女が本当に鉄道が好きかどうかという事実は、実は枝葉末節であり、本質的な問題ではないのではないかとすら考えています。

およそ、営業戦略=マーケティングに際しては、いかに受け入れられるかを考えます。現在のように、マーケティングの対象が細分化された状況では、その総数が少なくないといわれ、かつその大多数が男性である「鉄道愛好家」にターゲットを定めるのは、間違っていないと思います。

ただし、そこには、絶対に侵してはならないひとつの前提が存在します。

その前提とは、


彼女が鉄道愛好家であることを完璧に演じること


です。彼女にはそれができていません。

キョンキョンの歌ではありませんが、およそ芸能人というのはイメージが大切です(世代がばれますね)。であれば、そのような売り方をする以上は、彼女が鉄道愛好家かどうかにかかわらず、鉄道愛好家であることを完璧に演じなければならないはずなのですよ。それができないなら、このような売り出し方はすべきではなかった。この点は売り方の問題もあるので、彼女自身だけを批判することはできないのですが…。

現在の彼女を見る限り、この点に対する自覚が全くないと言わざるを得ません。


それでなくとも、鉄道愛好家は鉄道や鉄道趣味に愛のない人間や、それらを貶める行為にたいし、徹底的な嫌悪感を抱くという特質があるように思うのです。そのような特質は、私たちの大事なものを商売の道具にしないでくれという、極めて純粋な思いに根ざしていると思われます。


以上が、管理人が上記「鉄ドル不信任決議案」に賛同するに至った理由です。



※ おことわり


当記事と前記事は、木村裕子氏に対する批判的な論調をとっていますが、コメントを下さる際は、彼女に対する誹謗中傷になるような言動は厳に慎んでいただきますよう、お願い申し上げます。管理人はあくまで、彼女が鉄道アイドルを名乗ることが正しいかどうかについて議論しているつもりですので、その点を御配慮下さい。

誹謗中傷でしかないコメントは、管理人の判断で承認しない場合がありますので、その点あわせて御承知おき願います。


※ おことわりその2(8/16 14:47)


前記事を含め、タイトルを改めました。