夕刻、阿蘇の内牧温泉街にやってきました。

広大な阿蘇外輪山の内側北部に広がる平地の市街地。阿蘇エリアの中で温泉街を形作っている貴重な土地柄と言えましょうか。

過去二回、チョロッとつまみ食い的に日帰り入浴した記憶がありますが、改めて街ブラブラしたく訪れてみたが、阿蘇山岳を臨む実に長閑とした味わいがありました。

 

総湯だの大湯だの、独特の共同浴場のネーミングがある地域が国内に在るのですが、“町湯”というのもこの地域特有の名称で、7か所ほど散在しています。勿論阿蘇山のマグマパワーで醸成された麗しき泉質の筈。

歩く所は歩き・車に頼る所はそれに任せ、で位置関係を把握しました。

 

その中で選んだ一湯は 大阿蘇温泉。敷地内に民宿も併設されている様ですが、共同浴場は小さな別建物になっています。

実は過去一度入ったことがあってリピート入浴。小じんまり浴場ながら、キシキシならぬギッギギシの浴感や湯色に濃厚泉質を感じさせて下さいました。前回もそういう好印象で、他の未体験の町湯よりも今般も此処を選んでしまったのですが、それで正解…かもしれません。

 

熊本県の阿蘇地域を中心に展開する地場スーパー・みやはら。この内牧店で今宵の食材を調達しました。

お店の向かいも阿蘇山の雄姿! 明日はそこにチャレンジ登山なのです。

 

道の駅・阿蘇で車中泊ですが、JR阿蘇駅と隣接した立地。徒歩圏内に別の日帰り入浴施設も有りました。

晩餐するにうってつけの野外テーブル。灯りがある場所で、陽が落ちても無問題の場所でした。

 

 

さて、翌朝。

阿蘇の山上広場駐車場に移動し、火口シャトルバス乗り場の右側に歩道整備された登り口より登山スタートです。

30分ほどの歩道歩きで砂千里遊歩道の入口に到着。ここに登山届ポストも有。

のっけから大規模な噴火口後も見たが、その産物でもある広大な砂地を闊歩です。

 

砂地歩きの突き当りで10mかそこらの高さの外輪山にかけ上り、相変わらずの広大な砂地景色を左手に見ながら進むと、前方右側に沢筋の険しい登りルートが見えてきた。

唯一といっていいほどハードな区間。登り切った所に南岳があり、左に90度ターンします。

先程よりはグッと高くなった外輪を歩いているが、霧さえなければより爽快な行楽となった事でしょう。活火山山道の荒涼さをもう少し味わいたかったのが本音ですが。

阿蘇五岳に含まれる中岳に到着。霧が取り除かれた景色になるまで粘った写真はこんな感じ。

その先の高岳が阿蘇山登山のクライマックスの最高地点。もはや廃業状態と思われる仙酔峡ロープウェイの様子も伺えました。

引き返しの終盤、改めて砂千里の広大さを味わいます。阿蘇の随一性…、此処でも確と見たり!

 

そして砂千里遊歩道の入口部まで戻ると、何と、別方向の火口見学路が解放されている。

つい最近阿蘇登山も噴火警戒レベルが下がり、今回のルートなら登山可能という情報を得て赴いたのだが、見学路再開は何と昨日から、だったのだと。ラッキー!

 

避難が幾つか設置されていて、内観もチラ見。

間近で噴火口からの煙も見れました。これが天を突くほどの高さに上ることもしばしばで、その時に居合わせたら只のガクブルでは効かないでしょうね。

 

<中岳・高岳の行程>

阿蘇山上広場5:06→5:26砂千里ヶ浜→6:20南岳→6:51中岳6:53→7:12高岳7:21→7:44中岳7:46→7:58南岳→8:43砂千里が浜→(火口見学路)→9:25阿蘇山上広場

 

そしてもう一山。

阿蘇五岳を完遂するためには烏帽子岳もクリアしなければなりません。さほど時間を要する山ではないので、さっきの砂千里に対抗するネーミングなのか、草千里の駐車場まで小移動です。

 

駐車場から道を渡って見える草千里とその先の烏帽子岳。向かって左から右にササッと登って終わらせるつもりだったが…

草むらのルートを何気なく通っていたら山に入る箇所を見落として右端に出てしまい、ヤレヤレ、反対側から登る破目に。

ちなみにこの「地獄垂玉」という標識はあの名湯二つと関係あるのかな…

途中、木々が生い茂るむさ苦しい箇所もあったが短時間で頂上に着き、麓の草千里全景を眺望。その先の駐車場も見える。

先程見学した煙モクモクの箇所も確認できました。

 

<烏帽子岳の行程>

草千里駐車場9:43→10:24地獄垂玉分岐→10:54烏帽子岳11:03→11:16古坊中・草千里分岐→11:40草千里駐車場

 

前回この山をチャレンジした時は、噴火の影響で思うように五岳巡ることは出来なかったのですが、これですっきり阿蘇五岳完結です。

(今般は中岳・高岳・烏帽子岳、二年前に根子岳・杵島岳)

 

 

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