愛しい子。 -4ページ目

愛しい子。

サスケのことを忘れない。

サスケが息を引き取ってから2日経ちました。
まだサスケの顔を見ては泣いてます。


今回の記事は閲覧注意です。
サスケの最期のときを忘れないように…
また、これからわんこの最期のときを迎えるであろう飼い主さんへのメッセージでもあります。

見たくない方は回れ右して頂いてもいいです。
でもどうか、サスケの最期のときを書くことを許してください。
※長い記事になります。




12月21日
19:45
仕事が終わって帰宅中のルイカに姉から電話。
『サスケが危ないから、早く帰っておいで』

その言葉の意味を理解出来ているのに、
どういうこと?と聞き返した。
とりあえず、車を飛ばして急いで帰る。

20:30
姉から再度電話。
『ルイカの帰り、間に合わんかもしれん…』と。
もうちょっと…もうすぐ家に着く…
間に合え!間に合え!
祈るような気持ちでスピードを上げる。

20:40
ルイカ帰宅。
車に荷物を全部置いたままで家に入り、すぐサスケの耳元で名前を呼ぶ。
この時で3秒に1回呼吸をしている感じ。
オカンの布団に横になり、動けない状態。
でもあたしの声に反応して、起き上がろうとした。

20:50
サスケの兄弟わんこ・タヌの飼い主さんが会いに来てくれる。
ルイカが連絡したら、『最期に会いたい』と駆けつけてくれた。
声をかけてくれるが反応は薄く、手が軽く痙攣していた。
このときで5秒に1回ぐらいの呼吸。
苦しそうな様子はない。

21:20
ほぼ呼吸が出来ず。
10秒に1回の呼吸に。

21:25
呼吸が止まる。
咳をするようにノドに溜まっていた唾液を吐き出す。
あたしは泣きながら
『もう頑張らんでいーよ。もう休んでいーよ。
今まで16年もありがとう。』と声をかける。
まだ心臓の鼓動は止まらず。

21:30
心臓の鼓動が弱まり始める。
もう止まる…
と、思ったらまた鼓動が強くなる。
『起きてきたら奇跡やね』と、みんなで少し笑顔になる。

21:32
心臓の鼓動が完全に止まる。
『あぁ、止まったわ』とあたしが言うと、
タヌの飼い主さんと姉が『時間は?何時??』『21:32!』と。
冷静で助かるなぁ…と思ったり。

その後、部屋が暖房であったかいから、
涼しいところに安置した方がいいだろう、ということで
部屋のすぐ横の廊下に移動することに。
オカンと姉がタオルとペットシーツを敷き、あたしがサスケを抱いて移動。
あたしが『こっち向きでいい?』と聞くと、
オカンが『北枕!その向きでいーよ』と。
ホント冷静な家族で助かる。

そのあとはみんなでサスケに挨拶して、タヌ家族は帰宅。
ルイカ家族はお風呂に入り、眠った。
あたしはサスケのいる部屋では眠れず、自分の部屋で泣きながら寝た。
でも夜中に何度も目が覚めて、結局4時間くらいしか眠れなかった。


今もサスケはまだ家にいます。
家族で『寝てるみたい』とか『剥製っぽい』と話してます。


眠ったサスケ。
泣きながら撮った、最期の写真です。







最後まで読んでくださりありがとうございます。
このあと、サスケを火葬する予定なので、最期に写真撮りました。


ちなみに。
ルイカはサスケの犬歯と爪を持っておくつもりです。
分骨はみんなに大反対されました…(*_*)
一緒のお墓に入りたかった(T ^ T)

終。