「牛頭天王首化」姫路ギャラリーランズエンドにて「渡辺つぶら展」開催です。 | 渡辺つぶらの「八百万神図」ヤオヨロズ

渡辺つぶらの「八百万神図」ヤオヨロズ

画家の渡辺つぶらです。
八百万神世界を油絵で描いたり、立体作品作っています。

「牛頭天王首化」(ごずてのうーしゅか)                          石粉粘土・アクリル W13H20D9cm2022年

 

 

牛頭天王とその眷属の那行都作神、嗅鼻、末娘のちさんが池に捨てた胎盤から生まれた蛇毒気神達のマトリョーシカです。

 

牛頭天王はインドの釈迦の修行道場の祇園精舎の守護神であり、行疫神です。

流行病をもたらすカミサマとして畏れられていたのをお祀りする事で守護神になり全国に広まりました。

 

牛頭天王は異形の様だったので、結婚相手がいなかったが、龍宮の沙伽羅竜王の第三王女の頗梨采女が后になるとの事で、龍宮へ向かいます。

 

旅の途中日が暮れ、大きな屋敷の長者巨旦将来に宿を求めるが、断られます。

さらに宿を探すとぼろ屋があり、その家の蘇民将来は貧乏だが、精一杯のもてなしをしてくれました。

牛頭天王はお礼に『牛王』という宝物を授けます。

 

天王は頗梨采女と結婚し八人の王子と本国へ帰る途中、巨旦将来に立腹していたため家来に巨旦一族の皆殺しと命じます。

 

しかし蘇民将来の娘が巨旦の屋敷で働いているので、天王は「茅の輪」と「蘇民将来の子孫」と書かれた札を娘の帯に付けさせ、その夜牛頭天王一行は巨旦一族を皆殺しにしました。

 

それから悪い疫病が流行っても「茅の輪」と「蘇民将来の子孫」の御札をつけてれば大丈夫という信仰が生まれたとされています。

 

京都の祇園祭で有名な八坂神社のカミサマです。


姫路ギャラリーランズエンドにて
1月18日(土)~2月2日(日)
まで
「渡辺つぶら展」開催です。

13時~18時まで

★水曜休廊

日本の八百万神・異神系?神仏習合・眷属達の作品58点を展示します。

人人会の大先輩

成田朱希さんとのトークイベントが2月1日(土)14時より開催します。

参加費ワンドリンク付き500円です。


2月1日、2日は在廊予定しております。

成田朱希さんの個展「蜜のあわれ
」は
姫路ギャラリーランズエン
ドにて
2月1日(土)~2月15日(土)まで開催です。

★水曜休廊

ギャラリーランズエンド
〒670-0875
兵庫県姫路市南矢代町17-4-104 シルクヴェール南矢代B1F

TEL:079-291-2208
http://gy-landsend.com


【車ご利用の場合】
中地インターより約15分/駐車場は電話でお問い合わせ 下さい/注:芝生の所には停めないようお願い致します。


[姫路駅よりバスをご利用の場合]
神姫バス姫路駅北口 (9)(10)番乗り場
8.9.11.12.13行きのバスで
「南八代」バス停下車徒歩3分
 

 



宜しくお願いします。