「八百万神タロット図 大アルカナ
11番 正義-不動明王」
油彩・キャンバス F3 2017年
不動明王はインドでは「アチャラナータ」=動かない守護者と言い、インド神話におけるシバ神の異名がそのまま仏教に取り入られた仏さまです。
不動明王は、仏法の障害になるものには怒りを持って屈服させ、
大日如来の化身としてどんな悪人でも仏道に導き、火焔を持って穢れを浄化し、人々を守るカミサマとして根強く信仰されています。
両脇に向かって左側に、「仏法に対して恭敬」を表す矜羯羅童子(こんがらどうじ)、
右側に、「性悪」を表す制吒迦童子(せいたかどうじ)を従えています。
ここでは不動明王が矜羯羅童子と制吒迦童子を従えて、バランスをとる大切さを示しています。
意味 正位置 公平 バランス 正直 正しい判決、訴訟の勝利
逆位置 偏見、不正、過度の厳格さ、執着
秩父 リトリートフィールドMahora稲穂山内 森の美術館にて
「渡辺つぶら展 八百万神図やおよろず」6/6まで開催中です。
こちらの「八百万神タロット図・大アルカナ0-21番」他
31年分の八百万神作品 150点飾っております。
6/4.5.6は会場におります。是非お越しください。
リトリートフィールドMahora稲穂山内 森の美術館
10時〜16時30分まで 火曜休館
秩父市皆野町皆野4948-1 Tel:0494-62-1688
http://www.inahoyama/com/
入園料(整備協力金)中学生以上500円
